フェイスブック 不屈の未来戦略 (T's BUSINESS DESIGN) [Kindle]
- TAC出版 (2017年6月21日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (414ページ)
感想・レビュー・書評
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Facebookが会社としてある程度の立場となってからどのようなことをやってきたかを書いた本。やはり創業時の無茶苦茶感が無いせいか、これまでに読んだFacebook・ザッカーバーグ本と比較するとエンターテイメント性は無い。
一見すると順風満帆にここまで来たように見えるFacebookだが、実は何度か危ないこともあった。逆に言えばだからこそ今の地位は偶然によるものではなく、実力に見合ったものだと言えるのだろう。
統計で見るとFacebookの支配力には目を見張るものがある。しかし日本にいるとあまり実感が沸かない。実際、本の中でも日本は中国やロシアと並んでFacebookの影響力が小さい特異な国として登場する。最近はInstagramが強いとはいえ、まだまだLINEとTwitterがメインだ。
この本を読むとFacebookがすごいサービスに思えてくるのだけれど、結局俺が使うのはTwitterとはてブである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主に上場以降のFacebookの成長とザッカーバーグの成長に関する記録。
凄まじいビジョンとリスクテイク。
インターネット関連の人は一読の価値あり。 -
著者がFBのエンジニアだったということもあり、ややパブ感は否めないものの、本著全体を通じて人類視点の高い視座に根ざした組織文化の全体像が分かる。破壊的イノベーションに備えるプロダクト作りと買収戦略。18章からなる重厚な本です。