りゅうおうのおしごと！６ (GA文庫) [Kindle]

著者 : 白鳥士郎

• SBクリエイティブ (2017年7月13日発売)

感想・レビュー・書評

[たまなびさんの感想 · 2023年5月14日]

将棋の神様。女流棋士になった弟子への餞。銀子の三段リーグ入りの決定。八一への想い。

[Taka@東南アジア暮らしさんの感想 · 2020年1月29日]

銀子ちゃんの八一に対する気持ちを一歩も二歩も踏み混んで表に出した第6巻。今までと違い「好き」という感情をはっきり銀子ちゃんの言葉で形にする。三段編入試験、天才少年・椚との三段昇格をかけた一戦などを経て自信を失いながら苦悩する銀子を、これまで以上に好きにならざるを得ない。一方で、将棋盤作りや駒作りの話を通して、八一一門（あいと天衣）の絆が深まる。

[かりおんさんの感想 · 2019年6月30日]

竜王戦の後
後遺症？で脳内将棋盤が消えない．
そのうちオンオフできるようになるのでしょう．

今回登場の新キャラはデジタル将棋の申し子的な．
脳内将棋盤じゃなくて
座標データと記号で将棋を認識するというニュータイプな将棋星人．
将棋星人マジパネーっす．

[komei666さんの感想 · 2017年9月10日]

指し初め式、シューマイ先生乱入のドタバタから、あいと天衣の棋士室デビュー。
姉弟子メインの巻。編入試験から始まって、三段昇格に至るまで、コンピュータソフト的な小学生の創多との因縁の対決。
将棋星人との違いに悩む銀子、超絶面白い！

[ﾊﾞｼﾙｰﾗさんの感想 · 2017年7月14日]

竜王はなんかおかしいいくらい強くなったまま
天衣と姉弟子のかわいいところ

やっぱりあいは好きになれない
あざとさ、計算高さ、そんな資格のない嫉妬深さ…年齢考えると許せなくもないが…なんか純粋な好意以外のなんかヤだわ
八一がそういう意味で言ってないのわかってるはずなんだけどな
既成事実というか、そういう意味の約束を明確に取り交わさないようにしながら、「そういうつもりじゃなく愛おしいだけなんだ」と言わせないように、外堀を固める手順がダメだ
笑えない
空恐ろしい

作品はこんなノリでいいんじゃないのと思う
終わるはずだったのに延長した一回目ってのはこんな感じでしょうがない

どんどん（相対的に）弱くなってく姉弟子が気の毒
ガキどもは将棋星人に伍していける才能持ってるっぽいのに
１巻の頃あいを圧殺した貫禄はもう出ないんだろうなあ

著者プロフィール

白鳥士郎（しらとりしろう）
GA文庫より『らじかるエレメンツ』でデビュー。
代表作として『りゅうおうのおしごと！』『のうりん』シリーズ（GA文庫）など

「2022年 『りゅうおうのおしごと！16』 で使われていた紹介文から引用しています。」