弥栄の烏 八咫烏シリーズ (文春e-book) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 朝日新聞の書評で新刊発売を知り、電子も出ていたので早速購入。玉依姫の方をほとんど覚えてないので読み返さないと。きっと読み返すと面白さ倍増なのだと思う。しかし、作者インタビューでも「あれでしょ」と言われてるありさまなので。。

  • 表紙の女性は誰だ?と考えてたんだが
    前作の表紙と対になってるということは、もしかしてかつての猿?
    んで前作の平安貴族風の女性は烏なのでは
    これは完全にミスリードされたかもしれない
    前作だけ見たら、赤椿の女性は絶対玉依姫だと思うもの
    追記・2017/08/13

    大猿の元々は雌だったのか?
    で、都の雷神一行を引き入れた烏も文脈からして雌烏。
    女二人の友人同士のところに男が一人やってきて、それに女の片方が惚れて…なアレコレというのも背景にあったのだろうか。

  • 楽しみにしていた八咫烏シリーズ最新刊。前作『玉依姫』を烏側の視点で描いた作品。前作のモヤモヤがすっきりしたし、前作でおそらくと思っていた人と違っていたのも面白かった。
    評判の悪いレビューが目立つが、このような収束のさせ方に納得感もあるし、八咫烏の世界観の作り上げ方はすごいと思う。著者・阿部さんの若さもあるので、今後の作品にも期待。

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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