- Amazon.co.jp ・電子書籍 (265ページ)
感想・レビュー・書評
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ほんと、探偵が早すぎる。
先にすべてを察知して未然に防ぐなんてできないよ。それができるほど観察・洞察力があるということなのか。どんな訓練をしてきたんだ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻以上にテンポが早いです笑
下巻だけで10個ぐらいのミステリーを解決するので、1つのトリックに対して、5ページぐらいのスピード感で進んでいきます。最後はそうきたかと思ったんですがトリック返しかと言われると微妙に違う気が…。 -
上巻が一件一件丁寧にやってたのに下巻はなんか怒涛の暗殺方法博覧会で景気良くてかなりよかった 橋田好きだなーーー! 何年か後一華が成人した後の続編が読みたいな…。
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下巻に至ってはもはやTVドラマとは全く関係なくなった。ドラマ版は設定を借りてワル乗りしたオリジナル作品と言って良い。
下巻の舞台は一華の亡父の49日法要。ここで一華の財産を狙う大陀羅一族が寄ってたかって一華の命を狙ってくるという話。しかしその手口がどれもこれも極めてくだらない。探偵側が凄腕なだけに相手の無能感が極まる。大陀羅なんて設定と仕掛けが大仰な割に手口も安っぽいし,自らは手を下さず金で実行犯を雇ってはいるが,そいつらが悉くチンピラレベル。バランスが悪すぎる。しかも上巻とは違って,下巻ではトリックを仕掛けた大陀羅一族の人間に,後の法廷闘争を考えてトリック返しは仕掛けない。そういう意味でも爽快感もない。
とは言え終盤に驚きの事実が明かされる。これはこれで面白かった。 -
断念
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莫大な遺産を相続した女子高生。遺産を狙って殺害を試みる一族。その事件が起きる前に見抜いて防いでしまう探偵。
特に後半、矢継ぎ早に完全犯罪で暗殺しようとする一族がすごい。 -
四十九日の法要であの手この手で襲いかかる犯人たち。探偵はすべての暗殺計画を防ぎきることができるのか。
事故に見せかけた殺人トリックのオンパレード。寺、墓、会食会場のホテルすべて事前にチェックして犯罪計画を察知し、依頼人にも気づかれないように防ぐというのは探偵側から描くととてつもない労力なのではないか。
ラストに向けて加速するものの小粒の犯罪にトリック返しのヒマはないし、基本的には上巻と同じことなのでちょっと失速した感じもするが、怒濤の暗殺計画は面白かった。