惑星クローゼット (1) (バーズコミックス) [Kindle]

著者 : つばな

• 幻冬舎コミックス (2017年7月24日発売)

感想・レビュー・書評

[Holonさんの感想 · 2017年9月10日]

ツナミノユウがサイコみを感じさせる百合ならつばなは異世界×百合な作品を発表したが、内容紹介の「百合×SFサバイバル」っと謳っているけど内容は軽くホラーだった。
とぼけた絵柄だが、出てくるクリーチャーの気持ち悪さ、異世界で起こる気味悪い出来事が助長して不穏さを際立たせていて怖い。
あと、内容とは一切関係性も無いが表題の惑星クローゼットがポケットの戦争を連想させる。

著者プロフィール

第1回龍神賞【銅龍賞】受賞作『子宮と部屋』が「COMICリュウ」2007年9月号に掲載されてデビュー。同誌2008年8月号より『第七女子会彷徨』連載開始。現在も続く大人気連載となる。同作品で第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選ばれている。他のコミックスに『見かけの二重星』（講談社）、『バベルの図書館』（太田出版）がある。

「2016年 『第七女子会彷徨　⑩』 で使われていた紹介文から引用しています。」