寵愛婚―華麗なる王太子殿下は今日も新妻への独占欲が隠せない (ベリーズ文庫) [Kindle]

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  • スターツ出版
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  • テオのことが大好きだけど、国のために他の人と結婚することになっているセレナ。周りからは憧れられる存在なのに、自分が大事にされてこなかったと思っているセレナの、自己評価の低さが悲しい。皆が姉のことばかり好きだと思いながらも、嫌いになったり出来ない人の良さも。テオは充分すぎるほど愛情表現をしているように見えるけれど、それでも自分が愛されていると信じられないセレナ。全てを乗り越えるには時間がかかるとは思うけど、少しずつでも変わっていくといいな。と思った。

  • Kindle版読了。

    元気いっぱいのお転婆姫だが家族の愛情に飢えて育った小国の19歳第2王女ヒロインと、ヒロインの初恋相手だが政略結婚で姉の婚約者となった大国の25歳第2王子ヒーローとのすれ違いラブストーリーです。

    ベリーズ文庫の恋愛ファンタジー小説です。

    …以前にこの作者さんの現代設定の作品を読んだ時に、数頁読んですぐに断念した苦い記憶があるので今回は一か八かの博打でした。(^_^;)
    ファンタジーなら現代感覚と違うからイケるかもしれない…!と思い、あらすじに惹かれ読んでみる事にしました。

    家族愛に飢えていたヒロインが嫁ぎ先でヒーローの愛情と家族愛と友情を得て幸せになる、というお話です。

    タイトルの通り、ヒーローはヒロインと結婚する為に色々な努力をして溺愛してくれているのですが、肝心な事を話してくれないので途中のすれ違いというか拗れまくっていた展開が、どう考えてもヒーローの所為だよね…と思ってしまいました。
    ヒロインは結構前向きな設定のように感じるのですが、それに反して後ろ向きに悩む事が多くて、読みながら少し疲れてしまいました…。
    最後にヒロインと両親の気持ちが通じ合ったのは、もはや奇跡に近かったのではないかと思っています(笑)。

    文章は基本的に三人称なのですが、唐突にそれぞれのキャラ視点に変わる為、少し読みづらかったです。

    イラストは表紙だけなので、挿絵が欲しいと思いました。

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