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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (318ページ)
感想・レビュー・書評
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kindle アンリミ
発売されてから読もうと思ってて読みそびれてたのと、あまりに評判が二分され迷ってたのもある。
結果、私としては、これはこれでアリかと。
なかなかシュールで辛い話。幹の立場は?幸せはどこに?と思うけど。
フランスで同棲していたのは誤解ではあったけど、誤解でもなくて。10年という歳月を経てもまだ幹にとっては辛い日々。
喬木がクズすぎて、真意はどこにあるなかと。信用ならないナンバー1だわ。
フランスで同居することになったくだりは理解できる。そしてなし崩し的に関係を持ったのまでもまだ分かる。
本人(幹)にバレなければそのまま元サヤになったかもしれないのも分かる。
けど、幹への贖罪、罪の意識で10年も付き合っていくのか疑問。しかも見せつけるように?
緩やかな自殺を、無自覚にせよしないといけなかった幹に対して、誰も気づかなかった存在になったことが可哀想すぎる。目覚めないままの方が選択することもなく、本人には幸せでいられるのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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