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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (288ページ)
感想・レビュー・書評
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この時点では、タイプAとタイプBの審議が開始され、ソニーのタイプCは審議の対象外になっていた。ソニーの劣勢という状況に変わりはなかったが、一発逆転の武器をソニーは握っていた。非接触ICカードの製品化に不可欠な特許を持っていたのだ。それを使って戦うしかなかった。ソニーが自社保有の「特許ライセンス許諾宣言文書」を国際標準化機関に提出しない限り、タイプAとBのどちらも国際標準にはならない。その結果、二つの規格の国際標準化最終投票は延期されたままだった
2回目です。電子版があったので、電子版でもう一度読んでみることにしました。ルール形成に惚れ込むきっかけを作ってくれた一冊です。こうなりたいと思っています。
最近交渉ごとが増えました。ただ、なかなか思い通りに行かない。相手の次の手を読み切れず、大慌てすること盛り沢山です。先日も、交渉相手の会社構成を把握できておらず、思いもよらない一手が来ました。ググればすぐ出てきた情報で、自分も過去に触れたことがあった情報のはずなのに、その交渉では、その情報の影響度を読み切れませんでした。
拒絶理由通知による書面のやりとりや審査官面談も一種の交渉かと思い援用できるかと思いましたが、契約の交渉はそれらとは一味も二味も違い、一から勉強が必要のようです。生身の人間を相手にした行為に、勉強してなんとかなるものかな、実戦積むしかないかな、とも思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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