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感想・レビュー・書評
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作者はカイロでコプト教徒家庭に生まれた米国移住者▲人類の進化に手を貸すよう誘われた。米・中・タイのネクサスをめぐる闘争が激化するなか、最終的にくだした決断とは…▼エレーナ・マルティネス裁判官の「ダイソン対国土安全保障省裁判への反対表明」が心に響く。ワッツのサポート、ランガンのアクソンとしての知名度、イリヤの思いと仲間たちはとても重要だった。この作品は、銃規制法のアンチテーゼにも取れると思うのだが穿ち的過ぎるか?この後どうなるのか読みたいが、続巻の翻訳が無さそうで残念。ピンでもとっても楽しめた(2012年)
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内容は、高野和明の『ジェノサイド』を髣髴とさせる、現人類とポストヒューマンの戦い。ポストヒューマンを抑圧しようとするのは、やはり米国。『ジェノサイド』が2011年、こちらの方は2012年に出版されたようなので、『ジェノサイド』の方が1年早いようだ。アクションたっぷりで楽しめた。SFファンならマストバイ。
本書は3部作の第1作で、本作で世界中にナノマシーンのドラッグであるネクサスがばら撒かれた事件の6ヵ月後を描いた第2作『Crux』、さらに第3作『Apex』があるようだ。早めに続編の翻訳が出版されることを期待したい。
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