酔猫さんの感想
2018年1月14日
作者本人がゲイで、掲載誌も青年誌ということで、普通のBLとは少し違う雰囲気かもしれません。 BL的なファンタジーは少なく、男同士の真面目な恋愛漫画という感じです。どちらかというと少女漫画の雰囲気に近いかも。 ただし、主人公が相手にドキッとする場面ですぐに勃◯してしまうところは、さすが男性作家www 受けの課長は、短髪刈り上げでガタイのいい、いかにもゲイにモテそうな風貌。 BL的な美少年、美青年とは違うのですが、これが不思議なほど可愛い。 オネエキャラで、恋愛のエキスパートぶってはいるけれど、その実、身体だけの関係しか経験がなく、純粋な恋愛に強い憧れを持っている課長(本人は自覚なし)。 イケメン後輩の主人公が、クールにグイグイ迫るたびに、あわあわと慌てている様が実に乙女で可愛らしい。 作者さんの表情や仕草の描き方がうまいなーと思います。 1巻では結局、主人公達がくっつかないまま、気になるところで引きになってるので、次の巻が楽しみです。
男女、男男、女女、恋愛ならなんでも美味しいですし、なんでも描いてます。ペンネームの苗字は、某国民的漫画のツインテールヒロインが大好きすぎて頂戴しました。別名義でゲイ雑誌にてデビュー後、秋田書店「恋愛チェリーピンク」にて女性誌デビュー。代表作は『メルヘン課長とノンケ後輩くん』全4巻『メルヘン課長とノンケ後輩くんSeason2』既刊1巻(徳間書店リュウコミックス)ほか『少女漫画家のミナモトさんがカミングアウトします。』(宙出版)『怪獣になったゲイ』(KADOKAWA)「俺の花婿はお前じゃない」(スクウェア・エニックス)など多数。『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている』は【COMICリュウWEB】にて2020年2月に連載開始。2022年10月に実写ドラマ化。現在も好評連載中。9月17日生まれ。O型。Twitterアカウント:@minamotokazuki 「2023年 『壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている(7)』 で使われていた紹介文から引用しています。」