子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」 [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2017年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (150ページ)
感想・レビュー・書評
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面白かったしやっぱりそうなんだなぁと思うんだけど、でもやっぱり自分自身から勉強するようになるには、必要性を自分で感じないといけないんだよね。
でも自分の価値観を子供に押し付けているという点はすごくそのとおりだと思ったので反省。
ゲームや携帯も本当にルールを作ることって大事だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「親は成長が止まっているが子供は変わり続けている」など言われてみれば確かにという点や、「強制されたことはやらない」など感覚的にそうだよなというところが多々あり、全体的に共感や改めて認識し直すところが多かった。
ただ、勉強に関してはいかにゲームの時間を制限して勉強時間を確保するかという点に焦点が当たっていた気がして少し対応として疑問が残る
・学校の勉強が最も最優先する事項なのか?
・ゲームにハマるのってそんなに悪いこと?ゲームから学ぶことも将来につながることも多々あるのでは?
・勉強だけにどっぷりハマりすぎるのもそれはそれで健全ではないのでは?
・仮にゲームは制限すべきだとして、ルール作りで制限するのが本当に正しいやり方なのか?(なんとなく本書のターゲットは小学校高学年〜高校生ぐらいな感じがするためその年齢層ならルールづけしかないのかも・・)
この点について改めて自分で考えなくてはと感じた。 -
子供は親の言うことはやらないが、親のやっていることは真似する。
現代の子供が遠ざかったものは、自然、親の働く姿、家族の笑顔と言われている。
親は自分に似ている子供に無意識のうちに居心地の良さを感じる。そのため、知らないうちに、自分と子供が同質だと感じてしまう。
しかし、親と子はあくまでも別人格であり価値観も違う。双方に違いがあることを知り、子供の価値観を理解し、親の価値観について話した上で、双方の折り合いをつけていく、というステップを踏んでいくことが大切。
子供が嫌がることを親の一方的判断でやらせて良い結果が出る確立は限りなく低い。
親が子供に「勉強しなさい!」と言うことについての悪影響は、あらゆるところで指摘されている。
自分のことは自分でやるという教育を小さい頃から実行していると、勉強するという自分ごとの作業も自分でやるという可能性が高まる。
子供がゲームやスマホに没頭して勉強を全くやらないという弊害については、まず持たせる段階で約束事を作ることが大切。持たせてから慌てて作っても意味がない。
次に約束事を破った場合、ペナルティをどうするかも同時に決めておく。そして、破った場合は必ずペナルティを実行する。面倒になってペナルティを実行しないと、ますます子供は言う事を聞かなくなる。
親は成長が止まっているが、子供は成長し続けている。親は子供の身体の成長には気付くが、精神面の変化には気付かずに対応ができない。
子供が生意気になった、口答えをしてきたというのは成長の結果であり、本来はとても喜ばしいこと。
子供が言うことを聞かない時は、まずは冷静に諭すことが大切。感情的に怒ってしまうと、のちのち引きずることもあるため、ある程度の覚悟が必要。
そして、やたらめったら怒ってばかりいたら、効き目がなくなるという弊害も。 -
子供をこれから育てていくうえで、大切な5つの原則とともに参考になる考え方を学べた。
・子供は親の表情や行動を自然と真似てしまう。親はそんな子供をみて表面的だけでなく内面までも自分と子供が完全に同質だとみなしてしまい、親の価値観を押し付けてしまい子供との軋轢が生じるので注意する。
・子供が聞き漏らしているのであれば、それは大人の話し方がわかりにくい可能性もある。
・ゲームでトラブルにならないためには、ゲームについてのルールを子供と決めて子供にそのルールを書かせる。更にそのルールが守れない時のペナルティも設けてそのペナルティを実行する。 -
色々な子育て本を読んでいるが、どれも頷くことばかり。しかし、現実はそう簡単ではない。結局、親に余裕がないと上手くはいかない。
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勉強しなさい、と子供に叱ることがいかに無意味か。大事なのは子供の現在を認め、そこから子供自身が上がっていけるような手助けをすること。叱る、怒るは最終手段。いくつかの具体的な例をあげながらわかりやすく説明されている。
相談例も非常に当てはまるものが多く、読んでよかったと思う。
大事なのは子供の現状を認めつつ、どうしたらいいのか子供自身に決めさせること。