みちづれはいても、ひとり [Kindle]

著者 :
  • 光文社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 39歳別居中と、41歳独身の女が、ひょんなことから仲良くなり、成り行きで旅に出る。2人の一人称で交互に語られるその旅は、別居中の夫に離婚届を手渡すためだった……。
    少々気が重くなるあらすじだが、内容はコミカルで、それでいてシニカル。ロード・ノベルかと思っていたが、実際は旅に出るまでと、目的地に着いてからの2点での出来事が主で、肝心の道中記はあまりなかった。初読みの作家だが、なかなかよかった。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『わたしの良い子』、『大人は泣かないと思っていた』、『正しい愛と理想の息子』、『夜が暗いとはかぎらない』、『架空の犬と嘘をつく猫』などがある。

寺地はるなの作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×