叶わない、恋をしている 【イラスト付】 (SHY文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 凪良ゆう とのことで読んでたが、思ってたテイストと全然違ってびっくり

  • 金持ちだけど身の回りのことできない男×世話好き長男
    途中弟たちのことでモヤるとこもあったけど結果素敵な彼氏になってくれてよかった。

  • 恋人を亡くした失意のエリートリーマンと、
    両親を亡くして兄弟3人を養う青年のお話し。

    志貴、多貴、由貴、仁貴…4兄弟の絆というか、
    助け合い思い合う気持ちに大泣きしました。
    仁貴、可愛いなぁ〜(≧∀≦)

    弟達3人を養っているだけあって受の度量が大きく、番外編ではもはやお母さんと化しています。

    あることで長男の受が留守にするとき、残りの3兄弟で家事の振り分けをするんですが、末っ子の仁貴に「お前は何もしなくていい」ではなく、「隊長」という役割を与えたことに感心しました。
    疎外感や役に立たないと思わせる言動を避ける考え方が、まさに優秀な子育て術ですよね。

    全体的には恋人を失った失意の攻を立ち直らせていくシリアスな話なんですが、仁貴の言動が緩和剤となっています。

    にしても「ミリンボシ」と「松坂牛5kg」には笑ったな^^

  • とても良かったです…!
    恋人を亡くして傷心の神谷と両親を亡くして大学を辞め弟たちを食べさせている志貴のお話。
    育ちの違いもあるし、神谷に自分の状況を伝えていない事で苦しい気持ちになる志貴が切なかったです。

  • 「全ての恋は病から」で、初めて作者さんの作品を読んで好きになりました。めちゃくちゃ面白いラブコメから、こちらは切ないストーリーで、途中ハラハラしましたが、神谷の心が徐々に癒されていく過程がとても良かったです。書き下ろしで更に救われました。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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