玉響 (HertZ&CRAFT) [Kindle]

著者 :
  • 大洋図書
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感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  • 普段はあまりBLは読まないけれど、この人は別。
    特に、この作品は一編の純文学を読んだような読後感がある。
    大正という時代の中で社会や身分、家というものに抑圧されながら貫いた愛のお話。

  • 「少年と神隠し」を読んだ時に「玉響」も勧められたので今回読んでみたけどなんだこの作品は、、素晴らしすぎる
    他の方のレビューでもお見かけしたけど純文学作品を読んでいるような感覚に近い
    1巻でこの内容の濃さはすごい、、
    「死に際にいい人生だったと笑いたい」これに尽きるよな~と考えさせられる、私もこんな風に生きたいと思った
    後半からずっと泣きそうで我慢してたけど最後の1ページでもう堪えきれず( ; ; )
    時代や身分に抑えてつけられながらも強い愛を貫いてて心動かされた作品

  • これは……純文学ですね……
    とても生き辛い時代背景がまた切なさを引き立ててる。読んでて泣きそうになる。

  • 高校生×高校生。
    文句なしの☆5です!!

    いろんなしがらみや偏見があって、
    自由に恋愛できない時代に生まれた2人。
    幼い頃から何度も何度もすれ違って、
    家のため、相手のためと、
    この思いを諦めようとしながらも、
    どうしても手放せなかった思い。

    切なくて切なくて泣けました(;_;)

    男女でこんな風に思い合いながらも、
    添い遂げられなかった人たちも
    この時代にはたくさんいたんだろうな、
    と思うと悲しいですね……。

  • 時は大正時代。
    中学時代に留学していた主人公は、高校で幼馴染に再会するが…。

    話のテンポが良くサラッと読めるが、互いの気持ちが過不足なく伝わってきて心地よい。どこか遠くの出来事のような静けさもありつつ、熱さもあり、不思議な感じ。良い話。

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著者プロフィール

■ゆき林檎・・・・・・2015年、青年誌初連載作品となる「西荻窪ランスルー」を開始。

「2018年 『西荻窪ランスルー ④』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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