先生とそのお布団 (ガガガ文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 星は3に近い4。

    自己投影した作家(多分)主人公の売れない作家と先生と呼称する愛猫との生活を綴っている。
    読みやすいのでラノベ。中身はラノベではない。
    なお、説明文には以下の言葉で締められている。

    「己が望む「何か」にまだ辿り着かぬ人たちへのエール。優しく、そして暖かな執筆譚。」

    70%くじけそうなエピソードで残り30%はじんわりする。

    アマレビュでは★5を掲げた長文が目立っているが、
    これはわかる。この手の作品ほど語りたくなるのだろう。

  • - 著者の私小説風フィクション。
    - クライマックスの先生に対する思いでほろり。温かい作品。

  • 自伝風私小説風な売れないライトノベル作家の日常
    自分で書いてはいけない編集者って大変だなと思う
    作者はいまや同人でもネット公開でもなんでもありなのでは

  • ガガガ文庫から出てるけど中身はいわゆるラノベではなかった。しんみりするけど温かい話。秋に読むにはいい本だった。この人の他の本も読んでみたい

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著者プロフィール

小説家。1978年生まれ。『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』で第10回えんため大賞優秀賞を受賞しデビュー。著作『四人制姉妹百合物帳』(星海社)、「耳刈ネルリ」シリーズ、『ヴァンパイア・サマータイム』(KADOKAWA)、『後宮楽園球場』(集英社)など。

「2015年 『明日の狩りの詞の』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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