きょうも傍聴席にいます (幻冬舎新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 様々な裁判を短編集のように読むことが出来る。
    「法廷は社会を映す鏡」とあるように、色んな家庭や状況の人々を知った。
    母の死から普通の家庭が一変したり、結婚相談所で詐欺を働いたり…私たちの生活から近いところで犯罪が生まれている。
    日々当たり前の生活に感謝し、大切にしていきたい。

  • 落ち込む本。苦しくて読むのに時間がかかった。
    普通って幸せだなって思った。子供が事件に巻き込まれるのは本当に居た堪れないけどなにができるのだろうか。

  • 聞くだけで目を鬱になってしまいそうな事件やまさに現代の日本社会の縮図とも言える問題が刑事事件まで発展し、裁判となっています。
    本書ではこうした事件の裁判の傍聴記録が朝日新聞の記者の手によって構成されています。
    これら法廷で語られる生の被告や被害者の遺族の言葉、様相、裁判官ら法曹と被告のやりとりなどはTVや新聞で決して描かれることはなく、非常な貴重な内容だと思います。
    本文中にも言及がありますが「法廷は社会を映す鏡」であって決して他人事ではなく、社会で考えていく、また解決にむけた行動する必要があるとつくづく感じます。

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