必ずできる。―マッキンゼーの25年で鍛え上げたプロヴォカティブ・シンキング [Kindle]
- 東洋経済新報社 (2017年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (207ページ)
感想・レビュー・書評
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必ずできる。
著:山梨 広一
大切なのは「問題は山積み」「状況は厳しい」ではなく「だから、どうするのか?」ということである。「だから、どうする?」その問いへの著者の答えは、「必ずできる」という前提で考えることである。本書では、「必ずできる」という前提で考えることを起点とする思考法について述べている。
構成は以下の6章から成る。
①必ずできると考える
②高いゴールにチャレンジする
③可能性を面白がる
④好奇心で掘り下げる
⑤あらゆる角度から考える
⑥必ずできるという心と体の使い方
無理だ。出来ないとネガティブに考えていれば、出来るものも出来ない。だからと言って必ずできるといって根性論で突き進めても同じ結果になる。
本書の必ずできる。は必ずできるやり方を紹介している。考え方と行動の仕方。これが組み合わさらないと必ずできるにならない。
うわべだけではなく、最終は心と体の使い方まで「必ずできる」エッセンスに基づいた活用法を伝授してくれている。
何事も出来ないことはない。必ずできる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、タイトル通りに「必ずできる」という前提に立つ。それを決心したら、あとは「じゃあどうする?」を徹底的に考え、やり抜く。考え方として4つの思考法が紹介されている。
4つの思考法のうち、個人的にはストレッチとメイクイットがささった。それは自分がマインドよりの課題感を持って読んだこととロジカルシンキングの基礎が定着しているからだと思う。誰が読んでも、4つのうち1つはささるのではないか。
少し残念だったのは、4つの思考法ごとに最後に書かれた具体例。なんか架空の人っぽくてリアリティがなかった。