必ずできる。―マッキンゼーの25年で鍛え上げたプロヴォカティブ・シンキング [Kindle]

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  • 必ずできる。
    著:山梨 広一

    大切なのは「問題は山積み」「状況は厳しい」ではなく「だから、どうするのか?」ということである。「だから、どうする?」その問いへの著者の答えは、「必ずできる」という前提で考えることである。本書では、「必ずできる」という前提で考えることを起点とする思考法について述べている。

    構成は以下の6章から成る。
    ①必ずできると考える
    ②高いゴールにチャレンジする
    ③可能性を面白がる
    ④好奇心で掘り下げる
    ⑤あらゆる角度から考える
    ⑥必ずできるという心と体の使い方

    無理だ。出来ないとネガティブに考えていれば、出来るものも出来ない。だからと言って必ずできるといって根性論で突き進めても同じ結果になる。

    本書の必ずできる。は必ずできるやり方を紹介している。考え方と行動の仕方。これが組み合わさらないと必ずできるにならない。

    うわべだけではなく、最終は心と体の使い方まで「必ずできる」エッセンスに基づいた活用法を伝授してくれている。

    何事も出来ないことはない。必ずできる。

  • まず、タイトル通りに「必ずできる」という前提に立つ。それを決心したら、あとは「じゃあどうする?」を徹底的に考え、やり抜く。考え方として4つの思考法が紹介されている。
    4つの思考法のうち、個人的にはストレッチとメイクイットがささった。それは自分がマインドよりの課題感を持って読んだこととロジカルシンキングの基礎が定着しているからだと思う。誰が読んでも、4つのうち1つはささるのではないか。
    少し残念だったのは、4つの思考法ごとに最後に書かれた具体例。なんか架空の人っぽくてリアリティがなかった。

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著者プロフィール

山梨 広一(ヤマナシ ヒロカズ)
1954年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営大学院(経営学修士)修了。富士写真フイルムを経て、90年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。95年からパートナー、2003年からシニアパートナー。小売業、消費財メーカーおよびその他業界の企業の戦略構築や組織変革、マーケティング、オペレーション改革など、マッキンゼー日本支社において最も豊富なコンサルティング経験を有する。2010年から2014年まで、東京大学工学部大学院TMI(技術経営戦略学専攻)で「企業戦略論」の講座を指導。2014年、マッキンゼー退社後、イオン株式会社執行役を経て顧問。2016年から株式会社LIXILグループ取締役、東京都顧問、マッキンゼーシニアアドバイザー。著書に『プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考』、『シンプルな戦略 戦い方のレベルを上げる実践アプローチ』(以上、東洋経済新報社)、『マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかった いい努力』(ダイヤモンド社)、『3原則 働き方を自分らしくデザインする』(SBクリエイティブ)などがある。

「2017年 『必ずできる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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