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感想・レビュー・書評
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今まで聞いたことのある内容が多かったけど、それらが綺麗にまとまっていて読みやすかった。
すぐに取り書かれる内容が多い。まずは3つに絞りたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
片付けが好きな私にとっては知っている知識が多かったですが、でも、片付け熱により火がつきました。
片付けとスピリチュアルと絡めている本が多いですが、本書は科学的に片付けの効果を語っているところにも好感が持てました。スピリチュアルが悪いとは言いませんが、スピリチュアル系はエビデンスが示しづらいので、その点で信頼性の面では劣る場合が多いからです。
それに対して本書は、実験結果などがきちんと示されていたので、その点で信頼性が高くていいなと思いました。 -
好きなものを近くに置く、というより、嫌いなものを遠ざける、という意識で片づけをする。
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生活する環境が整理されていたら、仕事や生活、体調まで整っていく。特にモノを捨てることで、シンプルな環境ができあがる。
1年使わなければ捨てよう。
とはよく聞くけれど、捨てるべきモノなのか微妙という場合は多い。
今回はモノの取捨選択のヒントを3つにまとめた。
1問いかけ
買ってくれるひとがいれば、これは売るか?
という質問を投げかけることで、そのモノが本当に自分に必要か分かる。
売ると思うモノは捨てて良いものだ。
26対4ルール
収納スペースを目一杯使ってはいないだろうか。
その状態はモノが多い。
収納スペースの6割まで使用し、残りの4割は空けておこう。
31イン2アウトルール
1つのモノを家に入れるときは、2つのモノを手放そう。すると、これは2つのモノを失ってまで手に入れたいモノだろうか?と慎重になることができる。 -
「片づけ」の心理法則である。もはやメンタリストとは関係ないような気もするが。
内容は、なかなかよかった。「片づけは、あなたが未来を選び、つくる行為です」(あとがき)
著者は何もない島に行って、石を積むことが趣味になったらしい。「石を積むというだけの、何の生産性もない活動がこれほど楽しく心満たしてくれる」(同)非人間的と言えるほど、超システマティックな著者が、こういう感想を持つに至ったのは、興味深い。
生産性のない活動が楽しいというのは、自分もサーフィンしてて同じことを思った。
朝は最も集中できる時間帯なので、アポを入れてはならないとのことである。俺は、それだからこそ逆に、午前中にアポを入れるようにしている。
顧客とのコミュニケーションこそ最も集中力を必要とし、勉強にもなり、仕事のヒントも得られる。なぜなら、お金を払ってくれるのは、顧客だからである。 -
〜読もうと思ったきっかけ〜
片付けをして過ごしやすくしたい
片付けになかなか取り掛かれないから片付けにとりかかれるようにしたい
〜片付けをするときに大事なこと〜
・捨てるものを選ぶのではなく本当に必要なものを選ぶ
・理想の1日を考えて、その理想の生活に使っているモノを残す
・捨てたものとしてそれを買い戻したいか考える
・あの日に戻ったらまた買う?
・もう買わないのかをリスト化する
いらない理由も書いておく
・ほしいものに変換する
・我慢することで得られる利益を想像する
・買ってよかったもの、買わなければよかったものを出していくと、どんなものに自分が価値を感じているかわかる。成功や失敗の癖がわかる。 -
片付けの方法と片付けが人生に与える影響について、心理学の観点から説明した本。単に物を少なくしてミニマリストを目指すということではなく、人生において必要なものを残しつつ、いかにして管理コストを下げるかという点を重視して説明しているのが特徴。物を減らすのではなく、将来を通して物・コトにかかる時間を減らすという視点はなるほどと思った。また、片付けを起点に、行動を早くするためのコツや習慣化のコツなども記載されている。片付けを目標で終わらせずに、人生を向上させるための具体的な手段として紹介しているところに好感を持った。新年を迎える際のお供におすすめの1冊。