アウシュヴィッツの図書係 (集英社文芸単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 魂が震えるくらいの小説。本は希望であり、自由の象徴。

  • ホロコーストの記録としては『夜と霧』を読むのがいいが、本書は事実と実在の人物を基にフィクションで肉付けされているため、読み易さは断然こっち。どちらからも、「どんな環境でも最後まで諦めず先に対する希望を持つ」ことの大切さが伝わるが、本書では更に「本の持つ力」の大きさも伝わってくる。人間の尊厳を全て踏み躙られるような環境下、15歳の女の子の示す精神的な強さが響く。

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著者プロフィール

アントニオ・G・イトゥルベ
1967年スペインのサラゴサ生まれ。『Qué Leer(何を読むべきか)』という編集者として20年勤務。日刊紙「エル・ペリオディコ」のテレビガイドのコーディネーター、映画雑誌『ファンタスティック・マガジン』の編集者などをつとめ、『Librújula(リブルフラ)』という本をテーマにした雑誌を創刊。

小原京子の作品

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