本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (484ページ)
感想・レビュー・書評
-
魂が震えるくらいの小説。本は希望であり、自由の象徴。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホロコーストの記録としては『夜と霧』を読むのがいいが、本書は事実と実在の人物を基にフィクションで肉付けされているため、読み易さは断然こっち。どちらからも、「どんな環境でも最後まで諦めず先に対する希望を持つ」ことの大切さが伝わるが、本書では更に「本の持つ力」の大きさも伝わってくる。人間の尊厳を全て踏み躙られるような環境下、15歳の女の子の示す精神的な強さが響く。
全3件中 1 - 3件を表示