アンリミテッドにて読了。ベストセラーのグリットの実用版のような本。具体例がたくさんあってわかりやすくておすすめ。忍耐にも良い忍耐悪い忍耐がある。訓練によって忍耐は身に着けられるし、忍耐力のある人のはなしやドラマを身近にすることでそれが移る、ということ。
星四つ。
下記にハイライトした個所をコピペ:
124
オレンジ色のハイライト | 位置: 114
◆この本から何が得られるか? 本書では、自分の「強み」を伸ばし、グリットの高い人々に見られる行動パターンを身につけ、それを習慣化するための方法に関連した研究や科学的知見を紹介
青色のハイライト | 位置: 119
本物のグリット とは、 「高い目標に対する情熱的な追求であり、周囲の人の畏敬の念を引き起こし、より良い人間へと成長し、精神的な持続的幸福を獲得し、ポジティブなリスクを冒し、最高の人生を送りたいというモチベーションを引き出すもの」 を
オレンジ色のハイライト | 位置: 122
Part1では、異なるタイプのグリット――良いグリットと悪いグリット――について見て
青色のハイライト | 位置: 125
Part2では、本物のグリットの要素となるもの、特に、情熱や目標設定、自制心、自信、リスク・テイキング、忍耐といった強みや行動をどう強化するかについて、私の見解と経験を述べるとともに科学的研究についても紹介する。また全章の各所にエクササイズも載せて
ピンク色のハイライト | 位置: 144
適切な目標を設定する方法と、その目標を最後まで貫き通す方法を学び、苦しい状況も心地良く感じられるようになり、逆境を飛躍のための踏み台として利用することができれば、私たちは情熱と目的と粘り強さを持って生きていくことができる。 そうなれば、最良のグリットを手に入れることは現実味を帯びてくる。私たちの多くにとって現実となり、それを他者と共有できるようになる。そして私たちは、今よりもっと良い私たちと出会うことになるの
オレンジ色のハイライト | 位置: 149
Part
黄色のハイライト | 位置: 230
成功者たちは、全身が震えるような感動と大きなエネルギーにつながる目標や活動に身を捧げることで、自分の内側から輝きを放っている。周りの人間に左右されることはなく、他に面白そうなものがあってもそれらには目もくれず、ただひたすら、人生を目的意識に満ちた有意義なものにすべく、ひとつのことに気持ちを集中さ
黄色のハイライト | 位置: 301
この世代は、的外れな「自尊心教育ブーム」の産物 として激しい非難を浴びていて、『タイム』誌がこの世代について特集したときには「 自分! 自分! 自分! 世代」というタイトルがつけられたほど
メモアメリカの80~2000年に生まれた世代のこと。
黄色のハイライト | 位置: 349
そして、エドワード・デシとリチャード・ライアンによる自己決定理論では、何もしないでいる状態は幸せではないということが示されて
黄色のハイライト | 位置: 397
一方で、結果には関係なく努力そのものを褒められて育った子どもには、「しなやかマインドセット」が育まれる。努力そのものを褒められることで、たとえ何かできないことがあっても、たくさんの努力をして粘り強く頑張ることができれば、最初はうまくできなかったことでも時間をかけて習得することができるということを学ぶの
黄色のハイライト | 位置: 507
もっと言うと、その人自身の内側から湧き出てくるものでなければ、その人を輝かせることなど不可能なわけで、他人に夢や希望を植えつけようというのはとうてい無理な話なの
黄色のハイライト | 位置: 947
若い人たちが自己陶酔や被害者意識に浸ることを私たちが許してしまったら、彼らは永遠にグリットを手に入れることはできないだろ
黄色のハイライト | 位置: 1,040
本物のグリットは、すべて「夢」からスタートする。自分にとって極めて重要で充実した何か、もし一度もそのための一歩を踏み出さなかったらきっと後悔するであろう何かをするには、自分の標準状態から抜け出なければなら
黄色のハイライト | 位置: 1,116
人生で成功している人の多くは、自分で自分に課した厳しい試練を乗り越えてきた人だと思いがちだが、実際にはそうでもないということを、私は幾度となく目の当たりにしてきた。「私は本当に、今まで一度も困難なことを成し遂げたことがないのです」という言葉を数え切れないほど聞いてきたが、これがズバリ、彼らがコーチを雇う理由なのだ。彼らは、一度もコンフォート・ゾーンの外に出たことがないにもかかわらず成功してきた。うまくやることに慣れ過ぎてしまい、失敗のリスク――あるいは実際の失敗――に対する対処法を知らないの
黄色のハイライト | 位置: 1,212
自分の強みについて、その資質を持っているのは当たり前で何ら特別なことではないと思うのは非常によくあること
黄色のハイライト | 位置: 1,230
ひとつ面白い秘訣を教えよう。ある強みを周囲の人が持っていないと感じたときにひどく苛立ちを感じる場合、その強みは、自分の上位5つの強みのうちのひとつである可能性が非常に
黄色のハイライト | 位置: 1,248
そして最後に、一度未来に気持ちを向けてから再び今に戻ることで、「心理対比」と呼ばれる状態に身を置くことができる。私たちは、自分の理想の未来を頭の中でイメージしてから今現在に意識を戻し、自分の前にどんな障害があるか熟慮することで、熱意を高め、最初の一歩に力を注ぐことができるように
メモ十年後の自分が最高の成功をおさめていると仮定し想像するエクセサイズ。全てがうまくいっているとしたら、何を成し遂げているのかを考えるとき、いまのじぶんの思いが見える。また障害も自覚することができる。
黄色のハイライト | 位置: 1,251
逆に、今自分が置かれている状況からスタートして将来夢が叶うまでにどんな過程を経なければならないのかを考えると、第一歩を踏み出す前に打ちのめされる感覚に陥りやすいの
黄色のハイライト | 位置: 1,270
バージニア大学の心理学教授であるティモシー・D・ウィルソンは、「こうした文章を書かせる取り組みは、人々を自滅的な思考から楽観的な思考のサイクルへと実に巧みに導くことができ、しかもそのサイクルは、それ自体が楽観思考のサイクルを強化する」と述べて
黄色のハイライト | 位置: 1,299
日本語版での受検は、両サイトのトップページ、「言語選択」のプルダウンメニューから「日本語」を選択のこと。受検手順の詳細については、日本ポジティブ心理学協会のHP(www.jppanetwork.org)にも掲載がある[※監修者
黄色のハイライト | 位置: 1,432
他者にポジティブな変化を起こさせる資質を持った人というのは、周囲の人間を自分の人生に引き込み、活気を与える。そしてそういう人は排他的なところがなく、相手を包み込んでくれる。彼らは人間関係の中に持続的幸福を見出し、周囲の人間はその人に鼓舞される。 本物のグリットを持つ人は、チームワークと友情を育む。そして本物のグリットには周囲を惹き寄せる力がある。 情熱を持った人生を送っている人と関わっていたいと思うのは、自分もその人と同じような感覚を得たいからなの
黄色のハイライト | 位置: 1,438
興味深いことに、最も愛されているハリウッド映画というのは、大きな目標を達成しひとりでその喜びを享受するような話ではなく、グリットの高い人物が自分の勝利や敗北を愛する誰かと共有する物語
黄色のハイライト | 位置: 1,440
間違ったグリットというのは、往々にして喜びを誰とも共有しない。このことは『荒野へ』(集英社/のちに『イントゥ・ザ・ワイルド』というタイトルで映画化されている)─―という本に描かれており、そのメッセージは人々の心を強く打っ
黄色のハイライト | 位置: 1,461
本物のグリットからは、自己陶酔的な要素や、自分がしていることを誰かに認めてもらいたいという欲求が、驚くほどにきれいさっぱり排除されて
黄色のハイライト | 位置: 1,626
本物のグリットを持つ人たちのモチベーションは、トロフィーやメダルの獲得ではない。このことは多くのアスリートたちによって再三示されている。彼らを輝かせ、毎朝起きるための価値ある目的を与えるものは、自分自身の限界、あるいはその競技の限界を打ち破る挑戦によって、自分は一体どこまでいけるのか、その行き着く先を見たいという気持ち
黄色のハイライト | 位置: 1,646
本物のグリットのもうひとつの共通点は、決して彼らと関わる人たちを没落させることがないことだ。ほとんど100%と言ってもいいほど、人々は彼らとの関わりによって、何らかの形でより幸福に、またはより良い方向へと変わるの
青色のハイライト | 位置: 1,700
古いことわざに「自分が意識したところだけが進歩する」という言葉があるが、これはもっとも
青色のハイライト | 位置: 1,954
本物のグリットとは違い、「強情グリット」の人は他者にインスピレーションを与えることはない。周囲の人は、彼らがなぜ現実を見ないのだろうと疑問に思うだけ
青色のハイライト | 位置: 2,009
本物のグリットを持つ人々へのインタビューの中で、私にとって本当に際立って見えたのは、彼らが目標追求のストーリーを語るとき、すぐに、その過程で受けた周囲からのサポートについて触れていた点
青色のハイライト | 位置: 2,037
本物のグリットを持つことは、柔軟性を持つということ だ。人生に対する自分の考え方や姿勢を省みて、疑問を呈し、そして度々調整しなければならないという現実を受け入れられるようになることなの
青色のハイライト | 位置: 2,059
目的を明確にしても目標を設定せず、自分の運命を全うすることについてフィードバックを受けなければ、単なる夢想家で終わって
青色のハイライト | 位置: 2,080
例えば、精神的な持続的幸福を高めようとしているのに、自分を否定する人たちの中に身を置いたのでは、どんなに進んでも同じ速度で後退してしまう。また、日ごとに変わる感情に従って謙虚さや忍耐力が浮き沈みしていたら、どう考えても最高の成果は見込めないだろう。さらに、満足のいく結果がすぐに見えてこないことに耐えられないとしたら、そもそも高い目標を設定し追求することなど到底できない話
青色のハイライト | 位置: 2,225
調和的情熱は、ワクワクした気持ちやいい意味で楽しい空想にふけることができるものだが、執着的情熱は、自分を追い込んでその活動を強いるような思考や悩みが多いのが特徴だ。あなたの知り合いの中にいる、人を敬うことができ、友人を大切にし、無条件で人に何かを与えられる人物と、嫉妬深く、支配的で、誰かに与えるよりも誰かから奪うことのほうが多い人物を思い出して比較すると理解しやすいだろ
青色のハイライト | 位置: 2,279
情熱は私たちが毎朝ベッドから起きる目的であり、どうにか実現したいと思うものだ。一方、同じように本能から来るものでも「興味」は情熱とはまったく性質が異なる。グリットのスコアが低く、達成できていない目標のことを悔んでいるクライアントを見ると、多くのことに興味を持っていても、どの興味も本物の情熱に成長したためしがないということがよく
青色のハイライト | 位置: 2,284
ひとつの対象に注意を向けていられる期間が短いことが原因の場合もあるし、根っからの新しもの好きで、常に新しいことをしていないといられない性質が原因の場合もある。あるいは、最初は熱心に取り組んでも最後までその熱意を持ち続けるのは難しいという、人間の本質による部分も
青色のハイライト | 位置: 2,309
日本の「片づけコンサルタント」である近藤麻理恵もこれと同じことを言っている。彼女は、たくさんの「モノ」に囲まれて生活している人に、「ときめき」を感じるもの以外はすべて手放すことを勧めている。「ときめき」が感じられないものは、捨てるか、寄付するか、実態のないものであれば消去するのだ。なぜなら、そういうモノは、私たちの精神を知らず知らずのうちにすり減らしてしまうから
青色のハイライト | 位置: 2,338
私のところに助けを求めてやってくる人の中には、ただただ人生に燃え尽き、どんなことにも情熱を持つことができないと感じ、空虚感に 苛まれている人も
青色のハイライト | 位置: 2,341
そういう人は、キャリアを優先した選択をしなければならないと感じ、情熱よりも安定という道を選び、人生の早いうちからたったひとつの決まったレールの上を歩んできている場合が
青色のハイライト | 位置: 2,432
人は何かに成功して幸せになるのではなく、「幸せだからこそ成功する」 というの
青色のハイライト | 位置: 2,445
人生のどんな領域であれ、変化や成功の最初のステップとして、自身のウェルビーイングに注意を向けることは極めて重要なの
青色のハイライト | 位置: 2,448
それは、特にグリットが要るような困難な目標を達成しようとするとき、 私たちは、幸福感を最大限高め、最高の自分になろうと努めることから始めるべきだ ということだ。そうすることで目標達成の可能性を大きく高めることができる。これは、どんな目標を設定するにしろ、必ず念頭に置いておかなければならない基本原理
青色のハイライト | 位置: 2,457
現在最もよく認められている説は、持続的幸福を手に入れる人生を送っている人々は、5つの異なる行動特性と強みを持ち合わせているとするもので、その5つは頭文字をとって PERMA(パーマ) と呼ばれている。Pは「ポジティブ感情」(Positive emotion)、Eは「エンゲージメント」(Engagement)、Rは「ポジティブな人間関係」(positive Relationship)、Mは「意味や意義」(Meaning)、Aは「達成・成功」(Achievement)
青色のハイライト | 位置: 2,472
そして、フレドリクソンや他の研究者らの研究により、人は、日頃経験するネガティブ感情とポジティブ感情の比が1対5であるとき、前向きで、目的と情熱に溢れた、持続的幸福を得られる人生になる可能性が最も高まることがわかっている。 さて、このために私たちができることは2つある。ひとつは、 行動や思考を変えて意図的にポジティブ感情を起こすこと。もうひとつは、 何かいいことが起きたときに立ち止まってそれを意識すること
青色のハイライト | 位置: 2,505
グリットの高い人たちが情熱と粘り強さを保っていられる一番の理由は、周囲に自分を支えてくれるサポート集団を築き、その関係を維持してきたからなの
青色のハイライト | 位置: 2,511
意味は様々な形をとる。愛情深い親であることや、他者のために障害を取り払うこと、自分のスキルを使って誰かの助けになること、あるいは他者に希望を与えることなど、様々なところから生まれてくる。 人生に意味や意義を見出すことで、情熱と目的が満ちてくる。 だからこそ、高いグリットを持って価値ある目標を追求することが、持続的幸福な人生にとってとても重要なの
青色のハイライト | 位置: 2,538
研究によれば、目標を達成したときのことを思い浮かべることで生じるポジティブ感情は、気分を高め、行動に移すとか、諦めることを踏みとどまるとか、一生懸命努力するといった行動を促す働きがあることがわかって
メモまた逆のことも分かってきた、とのこと。以下コピペ:また、最新の研究では、不安やうつを抱えると物事を先延ばしにしがちだということが示された。
青色のハイライト | 位置: 2,567
自分が何に感謝しているのかを書き出すのも効果的なやり方だが、それとは微妙に異なるさらに効果が高まる方法がある。毎日感謝したことをリストアップし、それがなぜ自分の身に起きたのかを書き添えるというやり方
青色のハイライト | 位置: 2,570
また別の実践方法で人気の高いものに、「感謝の訪問」という方法もある。これは、今まで一度も感謝を伝えていなかった相手に、感謝の気持ちを綴った手紙を書き、その手紙を直接渡しに行くというもの
オレンジ色のハイライト | 位置: 2,572
さらには、過去に体験した困難な出来事について思い起こし、その経験を感謝という視点から改めて捉え直すという方法で、幸福度を高め、気分の落ち込みを軽減し、つらい経験に終止符を打つという、非常にパワフルでインパクトのある効果が得られることがわかって
オレンジ色のハイライト | 位置: 2,582
さらに、キーボードを使うのではなく自分の手で書くほうが、一部の脳領域が活性化するためより多くの恩恵を受けられるということを示した研究もある。また別の研究では、ポジティブ感情に着目して書かせたグループは、そうでないグループと比べて幸福度の上昇率が高く、病気のリスクが減ったと報告されて
オレンジ色のハイライト | 位置: 2,614
子どもやもっと多くの大人に運動させることは、ずいぶん前からフィットネスの専門家が目指してきたことだが、ポジティブ心理学研究によって、身体を動かすことは脳に対しても大きなメリットがあり、不安やうつや絶望感を軽減し、活力や自己効力感や幸福度を高めることが明らかにされて
黄色のハイライト | 位置: 2,617
いくつかの論文では、「インターバル・トレーニング」の効果が指摘されている。これは、短時間で心拍数を最大限まで上げ、その後心拍数を低いレベルに戻し、それを繰り返すトレーニングだ。このタイプの運動には、健康レベルを短期間で効率的に向上させるだけでなく、長期的に気分を高める効果も
青色のハイライト | 位置: 2,620
他の研究では、身体を動かすエクササイズを屋外で行うことで、 20 分以内にバイタリティーの向上が見られ、さらに悩みや気分の落ち込みを軽減できることもわかって
青色のハイライト | 位置: 2,622
もっといいのは瞑想と有酸素運動の組み合わせで、これには、脳の海馬で新しい神経細胞が作り出される働きを促進する効果がある。海馬での神経細胞の新生は、うつに伴う 反芻 傾向を弱めることや、集中力や注意力を高めることに関係して
ピンク色のハイライト | 位置: 2,683
実は、『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本に出てくる、ホスピスにいる人たちの後悔のナンバーワンとは、「自分に正直な人生を生きればよかった」なのだ。そう後悔している人たちは、誰か他人を喜ばせるために、月並みで安全な道を歩んできてしまったと言って
ピンク色のハイライト | 位置: 2,729
目標が定まっていないと、目的を整理することができず、いつでもどこでも様々なことに気を取られ、意味のある活動をするチャンスを棒に振るリスクが高くなる。「フィードバックのない目標と、目標のないフィードバックは、どちらも無意味だ」という言葉の通り
ピンク色のハイライト | 位置: 2,737
目標は粘り強さを引き出し、特に高い目標ほど、努力を長引かせることができる。 そのため当然のことながら、高い目標を達成したときのほうが大きな成果と
ピンク色のハイライト | 位置: 2,740
目標はその人特有のスキルやリソースの発見につながると同時に、自分の抱える課題につながる新たな戦略を見出し、知っておくべき知識を見極めることにもつながる。 目標を追求するのに何かスキルが必要な場合、私たちはまず、自分が今備えている能力で足りるかどうかを分析
ピンク色のハイライト | 位置: 2,754
グリットを高めるのに自己効力感が必須である理由はいくつかある。第一に、自己効力感のある人は高い目標を設定しやすいからだ。また、自己効力感は精神的な持続的幸福力の高い人々に共通して見られる特徴で、人生のあらゆる成功に先んじる条件のひとつだからでもある。さらに、自己効力感が高い人は、低い人と比べて目標に対してよりたくさん努力し、高い目標を掲げて、その目標を成し遂げたあとはそれよりもさらに高い目標に向かって進んでいく人が
ピンク色のハイライト | 位置: 2,887
しかし私たちは、低い目標を設定して易々とそれを達成したところで、満足を得ることはできない。そこに辿り着くために精一杯の努力をしていないから
オレンジ色のハイライト | 位置: 2,889
ゲイリー・レイサムによれば、人は失敗をして落ち込むことや、自己評価が下がることを恐れ、それを避けるために低い目標を立てる。しかし皮肉にも、「本物の自尊心」というのは、実はコンフォート・ゾーンの外に出て高い目標を追求することでしか得られない ことが研究で明らかになっている。本物の自尊心というのは、ただ望んだり願ったりすることで現れてくるものではないの
ピンク色のハイライト | 位置: 2,935
本物のグリットにつきものの、他人にインスピレーションを与え、気分が高揚するような、素晴らしい成果を挙げようと思うのならば、ラーニング・ゴールとパフォーマンス・ゴールの違いを理解し、各々の方向性を理解することは必要不可欠
ピンク色のハイライト | 位置: 3,023
■実現させたい目標を既に持っているのに、行き詰まりを感じている場合は、前進を阻む原因の核心に迫るために、「5回のなぜ」を試して
ピンク色のハイライト | 位置: 3,032
■毎朝、その日一日の活動について、それぞれいつどのように成し遂げるのか考える。さらに、それらの活動が自分の長期目標のどの部分に位置するのかを確認する。 最新の研究で、その日のうちにやってしまわなければならない目標について、それが自分の長期的な目標や計画にどのようにつながるのかを意識的に考えることで、精神的な消耗が減り、仕事の満足度が高まり、さらには通勤時さえも普段より幸せな気分でいられることが明らかになっ
ピンク色のハイライト | 位置: 3,065
難しい決断には意志力の消耗が伴い、意志力が使い尽くされると「決断疲れ」と呼ばれる状態に陥るということが、最新の研究で明らかになったことが背景にある。「たわいのないことに気を取られて一日を無駄にしないためには、ルーチン化する必要がある」とルイスは説明
ピンク色のハイライト | 位置: 3,069
そのため、そういう仕事はすべて誰かに委任していた。そして意識しないでも行動できるように何もかもをルーチン化することで、精神的エネルギーの浪費を回避していた。そうすることで、本当に重要な問題に対して大統領としての決断が求められたときだけ、彼はクリアな頭脳と質の高い集中力をそこに注ぎ込んでいたの
メモオバマの日常。
ピンク色のハイライト | 位置: 3,078
さらにその後の研究では、幼少期に満足を先延ばしにできた人たちは、離婚率が低く、終身雇用率が高く、そして幸福度も高いということが示され
ピンク色のハイライト | 位置: 3,081
政策立案や教育改革を推し進める人たちも、子どもの年齢が低いときに自己コントロールを教えることの重要性を強調して
ピンク色のハイライト | 位置: 3,085
米国でベストセラーとなった『大事なことに集中する 気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法』(ダイヤモンド社)の著者であるカル・ニューポートは、さらに踏み込んで、自制心は今や最重要のライフスキルだと主張している。「 21 世紀のIQは、集中する力だ」と彼は
ピンク色のハイライト | 位置: 3,108
私は、自制心に関する研究について知れば知るほど、意志力を乱用しないためにも、決断を簡単に下せるように工夫をする必要があることを知っ
ピンク色のハイライト | 位置: 3,126
また、睡眠をとること、声を出して笑うこと、近くに意志力の理論を実践に活かしている人がいることも、消耗しきった意志力をフルの状態に回復させる効果があることが明らかになって
ピンク色のハイライト | 位置: 3,129
それは、アルコールだ。アルコールは、あらゆることに対して自分に「ノー」と言う力を奪ってしまう。例えば、さらなる飲酒から、食べることへの衝動、セックス、衝動買い、怒りの解放、そしてこれら以外の自滅的行為など、何もかも
ピンク色のハイライト | 位置: 3,147
思うがままに酒を飲みながら、高いグリットを発揮して何かに打ち込むことなど不可能
ピンク色のハイライト | 位置: 3,180
ローラ・キングによる研究では、離婚後の女性や特別な支援の必要な子を持つ母親には、「失った自分像」と呼ばれる記述型のエクササイズが助けとなることがわかっている。このエクササイズは、昔抱いていた、大人になったときの自分のうち、環境や状況の変化によって二度と実現できない自分像について、詳細に書くというもの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,185
キングの研究では、多くの女性は知らず知らずのうちに「なることができたかもしれない自分像」を心の奥底にしまったまま持ち続けていることが多く、こうしたエクササイズを通して、二度と手に入らない人生を詳細に書き出した上でその人生に別れを告げることで、新しい人生への道をふさいでいたものを取り除き、心を解放することができるということが明らかになったの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,192
意志力には限りがあり、何か難しい決断をするたびに少しずつ使われ、その日に使える意志力の量がどんどん減っていくのだとしよう。すると、毎日生活をするだけで精一杯で、さらにどの電気会社を選ぶべきか、どこのスーパーで食材を買うべきか、子どもにはどの靴を履かせるべきかと悩まなければならなかったら、一体どうなるだろう? こうした悩みが尽きない生活を送っていたら、一日の終わりには私たちはどうなってしまうだろう。これは間違いなく意志力の枯渇を招き、おそらくは、暴飲暴食、あるいは感情の爆発といったことにつながるだろう。肥満や薬物乱用、暴力などが、いずれも貧しい人々のあいだであまりにも多く見られる原因は、こうしたところにもあるの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,201
経済的な重荷や肉体的な困難を抱える状況を打開する力が自分にはないということが書かれた彼らのメールを読んだあと、私は、 彼らにはグリットがないわけではなく、毎日対処しなければならない生活上の障害が多すぎることで精神的に磨り減ってしまっているのではないかと考え
ピンク色のハイライト | 位置: 3,264
イギリスの研究者によれば、ここ数十年アルコール関連の疾患が増加しているが、その上昇にぴったり合わせて、飲酒をポジティブに捉えた歌詞が増えていると
ピンク色のハイライト | 位置: 3,282
目標を声に出して宣言する、いわゆるアファメーションは、概して、目標達成にとって有利に働くとされる。しかし、研究によれば、何か特定のことを自分ができるかどうか、自分自身に問いかけることがより良い結果につながるとされているのだ。つまり、「絶対にトライアスロンに参加するぞ」という言い方ではなく、「私はトライアスロンに参加できるだろうか?」と問いかけるということ
ピンク色のハイライト | 位置: 3,290
他の多くの行動と同じで、自制心ややるべきことに集中することは周囲の人に伝染し
オレンジ色のハイライト | 位置: 3,291
最初は無意識のうちにその人の呼吸のペースや立ち姿、または話し方などを真似ているのかもしれないが、いずれにしても、一生懸命何かに打ち込む人のそばにいることで、ポジティブな波及効果が
青色のハイライト | 位置: 3,293
またいくつかの理論では、誰か他人の前で仕事をするとき、人には「オーディエンス効果」と呼ばれる現象が起きるとされている。自分が誰かに見られていると思うことで自己コントロール力が高まるの
青色のハイライト | 位置: 3,307
エクササイズ 5回の
青色のハイライト | 位置: 3,318
■なぜそうなのだろう? 私はなぜ( )なのだろ
青色のハイライト | 位置: 3,320
■ではなぜそうなのだろ
ピンク色のハイライト | 位置: 3,320
こうして最低5回、「なぜ」の質問を繰り返し、問題を浮き彫りにするの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,437
彼女は、失敗に対するオープンマインドな姿勢は父親のお陰だと言う。彼女の父親は、いつも夕食のとき、子どもたちに今日どんな失敗をしたか尋ね、子どもが話した失敗体験に対して、よく頑張って挑戦したなとハイタッチを返していたそうだ。さらに、どんな挫折からも珠玉の財産が得られることも教えてくれた。 それゆえ彼女は、「人生で経験することで自分にとって害になることなどひとつもない」 という信念を持って
オレンジ色のハイライト | 位置: 3,478
■ネガティブな人には自分の目標を打ち明け
ピンク色のハイライト | 位置: 3,479
カリフォルニア大学ロサンゼルス校のシェリー・ゲーブルの研究では、人が自分の夢のことや夢に向かって進み始めたことを誰かに話すとき、相手から、好奇心や熱意を含んだポジティブなものではなく、ネガティブな反応が返ってくると、目標達成が叶わなくなる可能性が高まることがわかって
ピンク色のハイライト | 位置: 3,483
2008年のオリンピックの競泳 50 メートル自由形で、 41 歳にして銀メダルを獲得したダラ・トーレスは、オリンピックの競泳における最年長のメダル獲得者になることに、非常に強い執念を燃やしていた。そのため彼女は、大会までの1年間、彼女の成功を信じようとしない人とは誰一人接触しないようにしていたほど
青色のハイライト | 位置: 3,561
すなわち、謙虚な人々は、積極的に他者の言葉に耳を傾け、もっと有能な人間になるために学ぼうと自分の欠点を潔く認め、傲慢になることなく自信を身につけようとする姿勢でいるのだ。そのため、謙虚さはビジネスでの成功のカギを握る、重要なアドバンテージのひとつだと結論づけられて
オレンジ色のハイライト | 位置: 3,563
また同様の研究では、高い謙虚さを持つリーダーの下で働くメンバーは、謙虚さのないリーダーの下で働く人たちと比べて、仕事に対するエンゲージメントが高く、リーダーの考えを信頼し受け入れる傾向も高いことがわかって
青色のハイライト | 位置: 3,568
しかし、偉大なリーダーたちには共通して、非常に重要で決定的とも言える特質があると彼は言う。それは、洞察力に富む思慮深さだ。そういうリーダーたちは、物事を深く考え、重要なフィードバックを活かし、自分にも他人にも正直であり、上っ面だけで中身のない考察はすぐに見やぶり歯牙にもかけ
青色のハイライト | 位置: 3,573
また別の研究でも、思い切った危険な賭けに出るときや、とても困難な目標に向かうときに、謙虚さが成功の鍵を握っていると言える理由が示されている。人は、相手に利用される心配がないと思えば、協力関係を強めるために互いに絆を築こうとする。謙虚さは、そうした関係性を可能にする「社会的潤滑油」とも呼ばれ、うぬぼれや利己的行動に陥るリスクを下げる働きがあるとされて
青色のハイライト | 位置: 3,580
実のところ、誰かが他のメンバーよりも輝くことが絶対に許されないボート競技は、よく「究極のチームスポーツ」と呼ばれる。何人もの人たちが呼吸を合わせ、共通のビジョンを持ち、ひとつの共同体となって力を発揮することで初めてゴールに到達できるのであって、誰かひとりの力によるものではないから
ピンク色のハイライト | 位置: 3,583
謙虚になるためには勇気が必要だ、と聞いても、直感的にうなずくことはできないかもしれない。しかし、 控えめな人々というのは自己の改善に対して積極的で、自分が成長するためのフィードバックを前向きに探し求めている の
ピンク色のハイライト | 位置: 3,587
これは卓越したアスリートの場合でも同じで、本当に優れた選手というのは、最も控えめな選手たちの中にいるもの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,590
謙虚さの研究を専門にする、ベイラー大学心理学部のウェード・ローワット准教授は、ライバル選手に敬意を払い、試合中に品格ある振る舞いができるアスリートというのは、常に他の選手よりも万全の状態で試合に臨んでいるものだと話す。さらにそういう選手たちは、その慎しみ深さゆえに、引退後、世間から極めて高い評判を得ることになると
ピンク色のハイライト | 位置: 3,745
謙虚を装った
ピンク色のハイライト | 位置: 3,752
しかるべき理由に基づいてしかるべき程度で発揮される謙虚さは、本物の謙虚さと言える。そしてそこに、好奇心や寛大さ、脆弱さ、重要なフィードバックを積極的に受け入れる姿勢、そして向上する意欲が染み込んだときには、その謙虚さはグリットの炎を勢いよく燃え上らせる燃料と
ピンク色のハイライト | 位置: 3,758
挫折に伴うのは、苛立ちではなく、今の自分の限界についての理解と、限界を押し上げたいという向上心に変わる。際立った存在になることを恐れる必要もなく、自分のエゴを守るために脚光を浴びようと躍起になる必要もない。そして、人の模範になることの重大さを理解しながらも、栄冠を手にすることに重荷を感じることもないの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,785
自分以外の人の良いニュースに心を浮き立たせ関心を向けることができるとき、そうした反応は「積極的―建設的反応」と呼ばれる。そしてさらにその良いニュースをまた別の人に伝えて、同じように成功するよう励ますことができたら、その人のウェルビーイングを高めるための「資本化」を助けることにもなる。もしまだあなたのスキルの中にこうしたことをする方法が備わっていないのなら、それを習得するようにしよ
ピンク色のハイライト | 位置: 3,896
スポーツ用品ブランドのアンダー・アーマーが、2016年のリオ五輪(フェルプスの最後のオリンピック)前に放送していたコマーシャルには、こんなキャッチコピーが使われていた。 「今、暗闇の中でやっていることは、もうすぐ光に照らされて姿を
ピンク色のハイライト | 位置: 3,906
私はこの方法について、ある有名なヨガインストラクターのインタビュー記事を読んだことがある。その女性は、なぜ何年間も、人生でどんなことが起こっていようと関係なく毎日欠かさずヨガを実践し続けられるのかという質問に対し、こう答えていた。「私は、ヨガをしないという考えを頭に浮かばせないようにしているん
ピンク色のハイライト | 位置: 3,926
この「面倒の先読み」を克服するのに最も効果的なテクニックは、タイマーをセットし、今から 10 分間はこれをやる、と決めることだ。 10 分という時間が過ぎると、人はかなり高い確率で峠を越すことができ、そのままやるべきことを続けられるように
ピンク色のハイライト | 位置: 3,937
これはとても有効なやり方と言える。なぜなら、先延ばしをする人というのは「一時的な近視眼」 に陥りやすいタイプ、言い換えれば、長期目標をうまく達成するプランを考えるのが苦手なタイプだ。そのため、未来に気持ちを向けて、そこに待ち受けるすべてのポジティブ感情に触れることができれば、先延ばしにしようとする衝動を制圧できる可能性が高まるの
メモ目標を細切れにして達成したつど、わざと大喜びするとよい。
ピンク色のハイライト | 位置: 3,950
スポーツ心理学の研究では、「終わった」とか「これ以上は無理」といったフレーズが脳の中でしっかり処理された瞬間に、身体はそれに従って動くということが証明されている。つまり、身体は脳がそうするように命じない限りやめることはないの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,960
「後のものを忘れ、前のものに向かってからだを伸ばしつつ、目標を目指して走り、(中略)賞与を得ようと努めているのである」(ピリピ人への手紙 3章 13 ~
ピンク色のハイライト | 位置: 3,974
ドゥエックは、さらに一歩踏み込んだ研究で、何か困難なことに直面したときに、「まだ」という短い言葉を使うことで、非常に大きな粘り強さが生まれることを発見した。子どもに「この算数の問題は まだ 解けなかったね」と伝えた場合、そのたった2文字によって、子どもの頭には「いつか解けるようになる」という考えが生まれるの
ピンク色のハイライト | 位置: 3,993
自分で自分の心を管理すること、そして心をどんなもので満たしておくかが、グリットを高める鍵になるということは明確だ。しかも喜ばしいことに、そのためのスキルは、身につけたいと思えば誰でも身につけることができるの
ピンク色のハイライト | 位置: 4,041
グリットが高い人たちは、以前の失敗が辛抱強さにつながっている場合が多い。亡霊のようにつきまとう失敗体験が彼らの原動力になるのだ。こうした現象は「あと一歩の心理学」と呼ばれ、 目標に向かって頑張って手の届く範囲まできたのに、あと一歩のところで達成できなかった経験は、脳の報酬系を活性化する ということが研究で明らかになって
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,044
したがって、「リスクを避ける」という失敗を冒すべきではない。なぜなら、実際には、価値あることを追い求めて失敗をすることが、その後の目標に対する粘り強さを高めることにつながるから
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,099
私自身、クライアントから、一番悔やんでいる経験がアルコールに端を発したものであったことや、アルコールに自分の主導権も意志力も決断力も奪わせてしまったことでどんな代償を払うことになったかといった話を聞いたのは一度や二度では
青色のハイライト | 位置: 4,101
また、大きな目標に向かっている途中、アルコールを控えることで何かが変わるのかどうか確かめようと決意したクライアントはたくさんいるが、その決断と行動は必ず報われた。 価値ある目標を掲げ、思考を適切な状態に整え、高いグリットが発揮できるように万全を期したところで、必要な場面で自分に「ノー」と言えなければ、すべては水の泡
青色のハイライト | 位置: 4,111
人は、目標に向かう際、その人の中でタスクを「完了済み」とコード化してしまうと、やり終えなければというそわそわした気持ちがなくなり、目標に向かう姿勢を継続できなくなる。一方で、目標を完了していないと思っている人は、その問題をどう解決しようかと考えたり、良いリソースや新たな突破口を探したりしていようがいまいが、常に心のどこかに何か引っかかるものを持っていると
青色のハイライト | 位置: 4,127
したがって、 目標を達成したいという強い思いが本当に自分の中にあるかどうかを確かめたいと思ったら、未完了の仕事のことを思い出してみる といい。そのときのあなたの反応が情熱や好奇心や熱意に満ちていれば、それは本当にあなたにとって大切な目標だと言えるだろう。しかしもしそうでないのなら、もしかするとその目標は、あなた自身にとって価値のある、グリットを発揮すべき目標ではないのかもしれ
青色のハイライト | 位置: 4,140
アスリート研究で興味深いのは、ボート競技の漕手と陸上競技のランナーを対象にした調査で、仲間と一緒に練習をした選手は、同じ練習をひとりで行った選手よりも、大きな成果が得られたというもの
ピンク色のハイライト | 位置: 4,142
誰か他者に対して説明責任を持つことで、最後までやり遂げる可能性が高まることは既に見たが(Chapter 10)、さらに仲間との間にポジティブな伝染と緊張感があれば、そこにいる全員が恩恵を受けることになる。結局のところ「上げ潮は船をみな持ち上げる」の
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,145
さらに言えば、熱心に働く人たちの中にただいるだけでも生産性が上がることもわかっている。だからこそ、勉強や仕事を終わらせようと、図書館やカフェにたくさんの人が集まるの
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,192
毎晩とは言わないが、習慣的に実践するのが望ましい。一日の終わりに、その日にやり遂げた3つの大変だったことを書き出そう。そして、それがなぜ大変だったのか、どうやってやり遂げたのか、自分がどの強みを使っていたかも含めて書いてみよ
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,217
中国の格言にこんな言葉がある。 「一瞬の忍耐が大惨事を防ぎ、一瞬の忍耐の欠如が一生をだめに
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,310
パメラ・ドラッカーマンは、著書『フランスの子どもは夜泣きをしない』(集英社)の中で、フランス人の子育て習慣を紹介しながら、フランス人の親たちにとっては、アメリカ人が子どもに自分のしたいようにするのを許していることが信じられないのだと言って
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,317
若者の自殺は年々増加しているが、多くの心理学者は、 満足や解決策が即座に得られるのが当たり前になったこと にその一因があると考えている。忍耐を知らない若者たちには、つらい感情は永遠に続くように感じられるの
オレンジ色のハイライト | 位置: 4,597
あまりに多くの人生が、高い目標を掲げていないために色褪せてしまっている。心の底からこうなりたいと欲するものよりも低いレベルの目標しか持てないのは、つらい感情や肉体的な苦痛を耐え忍ばなければならないのに、そのために必要なリソースや能力への自信を持てずにいるから