上・下2冊セット ノルウェイの森 村上春樹 講談社文庫 講談社

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感想・レビュー・書評

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  • なんだか
    懐かしい感じで
    読み終えた

    年頃の頃の
    もやもやしながら
    いろんなもに
    刺激を受けてた頃の

    するする
    引き込まれて

    あっという間に
    読み終えた

    シルキーな
    ワインの感じ

  • うーん。好きか嫌いかで言うと、好きじゃない部類の本だった。

    死生観みたいなものをテーマにしてるのだと思うけれども、なんだかよく分からないうちに終わってしまった。ラストシーンは冒頭に繋がっているのか?と読み返したけれどよく分からない。

    あとなんだか、主人公のワタナベ君に都合のいいように物事が進んでいく感じがしてしまう。小説だからそうなのかもしれないけれど。直接的な性的な描写も多くて好きじゃなかった。

    ワタナベ君は、悩んだり落ち込んだりしながらなんだかんだで自分でどうにか世の中渡っていて「いわゆる普通の人」なんだろう。普通の人というのは、病んでいないという意味。彼は苦悩しているのだろうけど、途中でこれじゃだめだと気付いて自分で元の世界に戻ってくることができる。病んでいたら彼も死んでいる気がする。

    唯一好きなシーンは2つ(唯二になってしまうけど)。
    緑が「どれくらい好き?」と訊いたら「春の熊くらい好き」とか「森の木が全部倒れるくらい好き」とか脈絡もない例えをするシーン。
    もう一つは、入院している緑の父親とワタナベ君二人だけのシーン。


    この作品の解釈をしているブログなどを少し読んでみたりした。最後レイコと寝たのは互いの禊(忘れたい過去の記憶の上書き)のためだと書いている方がいて、それは少し納得した。

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