日常をポジティブに変える 究極の持久力 [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • ウルトラマラソン第一人者による著書。持久力は年をとってからも伸ばせるという事実を彼自身の経験と実績から示していて、自分のように年をとってからランニングを始めた者には大いに励みになった。
    本書ではアスタキサンチンのあらゆる効能が何度も強調されているが、もちろんアスタキサンチンを飲むだけではだめで、低糖、継続的な有酸素運動と組み合わせることによってミトコンドリアが肥大・増大し、それによって疲れにくい、疲れから回復しやすい体になるということである。低糖は脂肪を燃焼しやすくなる体質に変えるケトジェニックダイエットや、人間は元々は狩猟民族でありタンパク質・脂肪中心の食事が体にはあっているはず(そして人間は走るために2足歩行へ進化した!)とする説にも通じる。
    他のポイントは睡眠、疲労を残して筋肉をカチコチにしないこと、超回復をうまく利用したトレーニングが若い人以上に重要なこと。
    ランニングを始めたばかりで、自己ベスト更新に焦って少し無理なレーニングしている傾向があった。若くはないのでもっと体のメンテナンスに頭と時間を使っていこうと思う。ランニングは長く続けていきたいから。

  • ポイントは低糖、抗酸化、食事改善の3つ。

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著者プロフィール

1968年、群馬県生まれ。日本を代表するプロトレイルランナー。早稲田大学競走部に所属し、箱根駅伝を目指すも、故障で断念。公務員をしていた28歳の時、野山を走るトレイルランニングと出合う。2005年には日本国内の三大レースを制覇。’07年世界最高峰の100マイル(160キロ)レース「UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)」を日本人過去最高位の12位で走破、’09年には3位入賞を果たす。以降、’12年まで連続出場。’19年に50歳にして再びUTMBに挑戦。125位で完走を果たす。

「2022年 『50歳で100km走る!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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