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感想・レビュー・書評
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富山で有名な不動産投資家の本。最初は大家業を始めたが、宅建を取得したのを機に、売買の仲介業も手掛けるようになる。
単価が高い不動産を仲介する不動産屋は、片手間で仕事をして多額の手数料が入る。不動産屋のお客さんは売主も買主もそれなりに資産家で属性もいいことが多いから、トラブルも少ない。
業者が売主だと、2年間の瑕疵担保責任がついてまわるが、10万ほどの保険に入れば、1000万まではカバーされる。新築の建売住宅の場合、購入後10年間、2000万までは瑕疵担保責任を負う。業者は保険加入を義務付けられているから、取りっぱぐれる心配はない。
人も物件も見た目が9割という一言には納得。
過度な節税は手元から現金が減る。不動産業にとって、お宝物件が出てきたときに、現金がないのは現金一括買いが出来なくなるから致命的。
富山で有名な投資家吉川さんは意外と不動産投資を始めたのは遅く43歳になってかららしい。家族の反対があったため、大手保険会社で長年働いてきたそうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不動産業界のことがよくわかる。職業として不動産業を営むには、好き嫌いや向き不向きもあるだろうが、家のリフォームや設備、税金や保険など、不動産関係のことが多岐に渡って書かれていて、基本的にはとても面白かった。
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らくらく宅建塾買った!
ストーリー
■仕事は片手間 ■電話1本で100万円
遊んでいても大金が手に入るノウハウ満載!
こんな夢のような職業があったのか!?
●実務経験不要! ●人脈やネットワークも不要! ●他人のふんどしで相撲をとればいい!
「長時間労働から早く抜け出したい!」
「このまま今の会社にいたのでは、つぶされてしまう!」
こんな危機感を抱いて、資格試験にチャレンジしたり、独立起業を考えているサラリーマンが増えています。
実は、不動産屋ほど簡単に儲かる商売はありません。実務経験がなくてもできますし、自宅でも開業できます。そして、弁護士報酬を優に超える仲介手数料だって入ってきます。
いつも開店休業状態のようにしか見えない「街の不動産屋」がなぜつぶれないのか、不思議に思ったことはないでしょうか?
売買の仲介をメインにした不動産屋なら、年に数件成約するだけで十分食べていけます。だから、ほとんどお客さんがお店に来なくてもやっていける「楽な商売」なのです。
弁護士や公認会計士、税理士、司法書士などの難関資格にチャレンジする人が多いですが、なぜわざわざ時間と労力をかけて、それほど儲からない商売を目指すのでしょうか。もっと簡単な試験で、もっと楽に儲かる仕事があるというのに……。
「このままではいけない」「何とかして会社にしがみつく人生から脱出したい」と悩んでいるサラリーマンに、街の不動産屋ほど楽に食べていける商売はないことを伝える1冊です。