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感想・レビュー・書評
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映画『レディ・プレイヤー1』原作者の第二長編▲田舎町の中古ゲーム店でバイトをしながら母と暮らす高校生、彼はオンラインゲーム《アルマダ》世界6位の実力者で▼オレゴン州ポートランド近郊、北米のオタクはこんな感じなのか、それともこれがギークと言うやつなのか?ゲームや映画、ロックに陰謀論が満載のサブカル賛歌、知っているものやら知らぬもの非常に多彩。引用が多く英語セリフは知らないのでなんともですが、ガンダムのセリフを引用するあののりなのでしょうか。マニアックなネタ元を共有して嬉しいのは万国共通のようで(2015年)
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やられたなあ、と思った。
私は実をいうと、日本の沿岸警備、領海防衛には多数のドローンを投入し、その操縦は「ゲーム」としてネット公開してはどうかというプランを持っているのです。
本作はまさに、ゲームを通じて兵士となれる人材をひそかに育成し、いざ異星人による侵略が始まった時に、それらの人々を兵士として徴用し、地球防衛に努めるという仕立。
主人公はごく普通の高校生だけれども、ゲームの世界では世界ランキングベスト10に入るゲーマーという設定だ。
なかなか燃えるものがある。
作中、主人公が大好きな映画として「アイアン・イーグル」というB級映画がとりあげられるのだけれど、確かにアイアン・イーグルのように、普通の高校生がやむなく戦闘機(っぽいもの)を駆って戦うはめになるのだ。
いや~、荒唐無稽なようでいて実は凄くリアリティがある。
筋立てには陰謀論などもからんでいて、そうした「月刊ムー」っぽいものが好きな人にはたまらない演出になっている。