マレ・サカチのたったひとつの贈物 (中公文庫) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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  • 王城夕紀さん「マレ・サカチのたったひとつの贈物」読了。近未来を舞台にしたSF小説。「天盆」の作者による2作目。天盆が好きな人は作風が全然違うので、ご注意。量子病と呼ばれる世界中をワープする病におかされた坂知稀。自分の意思と関係なく青い服としか一緒に跳べない。人との交流が制限され人生を積み重ねられない稀が残した物とは。。「青の数学」のように理系とネットの知識がちりばめられた作品。物語の設定上、いろんな登場人物と時系列に混乱しました。ただ現実に起こりそうな内容と稀が導き出した結論と贈り物のラストが良かった♪。

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著者プロフィール

一九七八年八月、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。二〇一四年、第十回C★NOVELS大賞特別賞を受賞した『天盆』(「天の眷族」を改題)で鮮烈なデビューを飾る。著書に、奇病に冒され、世界中を跳躍し続ける少女の青春を描いた『マレ・サカチのたったひとつの贈物』(中央公論新社)、本の雑誌社『おすすめ文庫王国2017』でオリジナル文庫大賞に輝いた『青の数学』(新潮文庫nex)がある。

「2018年 『マレ・サカチのたったひとつの贈物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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