kenta yamaguchiさんの感想
2020年11月28日
かつでアメリカ企業は、合理的なルールで人を管理すれば生産性が上がるといわれてきたが、ホーソン実験により、「職場の外的環境ではなく人間関係が生産性に影響する」「自分たちの働きが経営陣から注目されると生産性が上がる」ということが判明した。 管理の徹底は、社員の自由も許容せず、失敗を極端に恐れ、実験を許されない風土になる。しかし、現実は新しいものの試行錯誤から生まれる。 エクセレントカンパニーと呼ばれる企業は、人に細やかに気を配り、人を通じた生産性向上を図る。 ①行動重視。やってみて、ダメなら直す。 ②顧客に密着する。 ③自主性と企業家精神。成功確率10%でも、数をこなす。戦略だけでなく、実行も大切にする。 ④人を通じての生産性向上。評価し、時に厳しく、金銭によらない評価もする。 ⑤信条/理念がある ⑥機軸から離れない。分からない事業はやらない。 ⑦本社は絞り込んだ少人数制。 ⑧厳しくもあり、穏やかな一面も持つ。 このようなベストフォームを持てば、企業は低迷しても復活できる。