AI時代の新・ベーシックインカム論 (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ベーシックインカムを導入しない理由がない!ってくらいの説得力があるのが、逆にひっかかりになるくらい。
    確かにデフレ下では、通貨発行益を分配するという考え方で国家の収入を国民に還元するというのはよいのかもしれない。
    ただ、現時点では自分に細かく批判、分析するための知識がないというのも事実。

  • 2018年4月発行

  • 「オレが身を粉にして働いた金で、遊んで暮らしやがって」という恨みの気持ちを抱く人は少なくないだろう。しかし、そこはなんとか慈悲の心で乗り切ってほしい。なにしろ、あなたが仕事で成功しているとしたら、あなたはただ労働意欲や能力に恵まれていてラッキーなだけなのだ

    それなりに意欲を持って色々なことに取り組んできました。自分の力でと自惚れていましたが、確かに、そういう特性も運の賜物ではないかと思い直しました。

    せっかく授かった頑張る力、無駄にしないようにしたいと思います。

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著者プロフィール

経済学者。駒澤大学経済学部准教授。慶應義塾大学環境情報学部卒業。IT企業勤務を経て、早稲田大学大学院経済学研究科に入学。同大学院にて博士(経済学)を取得。2017年から現職。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論。著書に『人工知能と経済の未来』(文春新書)、『ヘリコプターマネー』『純粋機械化経済』(以上、日本経済新聞出版社)、『AI時代の新・ベーシックインカム論』(光文社新書)、『MMT』(講談社選書メチエ『)「現金給付」の経済学:反緊縮で日本はよみがえる』(NHK出版新書653)などがある。

「2022年 『東大生が日本を100人の島に例えたら 面白いほど経済がわかった!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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