薬屋のひとりごと (ヒーロー文庫) [Kindle]

著者 :
  • 主婦の友社
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感想 : 57
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感想・レビュー・書評

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  • アニメ化されると話題になっているので、Kindle Unlimitedで読んでみました。

    メインでイケメンキャラがずーっと出てくるので、それだけで面白いです。作中に出てくる、その他大勢のイケメンに媚びる女性の気分になって読んでました。楽しかったです。

    続編を購入しそうな勢いです。

  • 最近、広告をやたらと見かけるようになって、以前の感想を見直そうとしたら登録がなくて愕然。あわてて再読。

    皇帝の後宮で下女として働く、猫猫(マオマオ)。
    花街で薬師をやっていたが拐かしに合い、後宮に売られて給与の一部を搾取される日々。
    そばかすだらけで、貧相な体型、皇帝の目に留まることもなく、同僚たちからのやっかみも無く、ただ年季が明けるのを待っていた。
    そんな中、おしゃべりな同僚から帝の御子たちの短命の呪いの噂を聞く。今も二人の幼い御子が病と聞いた猫猫は、興味本位で動き出す。
    美形の宦官、壬氏(ジンシ)は、そんな猫猫に目を付けて。
    男女から言い寄られる美貌の後宮管理人に冷たい視線を投げ、毒と薬へは目を輝かせる、そんな薬師が後宮の怪しい事件を解決してゆく。

    花街で人の裏側を見つつ成長し、毒と薬の実験に嬉々として自らを傷つける、目立たない外見ながら、機転よく立ち回る猫猫の辛辣さが小気味よし。

  • 途中までこんなもんかなと思って読んでいたが、だんだんと面白くなっていった。

  • アニメ面白かったので全巻大人買い
    淡々とした文ながら、めちゃめちゃ面白い。
    科学的な言葉や専門用語を使わずあらゆる観点から「毒」とそれにまつわる事件事故を解決していく新しい名探偵。

    猫猫のキャラクター、そしてひとりごとが面白い。
    後宮には勤めたくないなと思った。

  • kindle unlimitedで、やたらオススメしてくるので読んでみた。
    主人公が理路整然と推理していく様子が面白い!
    解決したように見えた事件も、ずっとあとになってつながっていたりするのがまた良い。
    宮中の煌びやかな描写を想像するのも楽しく、アニメがあるらしいが、あえて見ずにいる。

  • 何周目かわからない漫画を読んでいて(1巻を除く)、活字が読みたくなったので購入。1巻目がKindle Unlimitedだったのでまんまと沼にはまりにいってしまった。

    小説だと漫画だけではできない情景描写が多く、想像が膨らんで面白い。もう既にイメージができてしまっているキャラクターが動くわけだが、原作ファンではないとなると2次元化されたものを活字で読むのはかなりいい。文字にない表情や雰囲気まで想像できてしまうのは結構楽しい。

    流れは知っているはずなのにいいところで切るので、2巻を読み進める手が止まらない。

    最近は甘々の壬氏しか読んでこなかったが、1巻まで戻るとこんなに距離があったのかと新鮮な気持ちで読んでいる。

    2巻楽しみ。

  • 後宮と毒物の親和性の高さの凄さを垣間見る作品。
    主人公の「やれやれ」感が年相応からかけ離れていて面白い。過去にどのような体験をすれば、あのような性格が出来上がるのか…。

  • 面白かったです。

    後宮入りした薬師見習いの少女が持ち前の知識を活かして、後宮で起こった難事件を次々に解決してゆくというお話。
    時代ファンタジーながら、ミステリー仕立てでもあり、サクサクと読めて、しかも読み応えがあります。
    読みやすいというだけあり、私が好きな他の似たような時代ファンタジーよりは弱冠、文章や表現に余韻が少し足りないような気もしますが、、、
    好みとしては時代小説風の趣のある文章が好きなので(完全に個人の趣味の問題です)。
    雰囲気のある文章だと、どうしても一文一文を味わいつつ読み進めるので、時間がかかってしまうのですが、コチラはすいすいと読み進められました。

    気になるのは美貌の宦官長の正体ですね。
    王弟かと思いきや、もしかして現皇帝の息子?
    設定もなかなか斬新で、今後の展開がとても愉しみです。
    シリーズ物はまとめ買いはしないのですが、既に十巻まで出ているということで、五巻まで買いそろええました。

  • ふふふ、面白かった。
    アニメでは分かりにくい部分もあったので(逆に説明が詳しくされている事もあったようには思うが)、おさらいという点でも楽しめた。

  • 漢字がわかる!

    アニメ13話くらいまで観賞でも続きを観たい!とはならず、、ふと漫画を読んで、面白いぞ?!となり、いや、絵がない方が想像できていいから小説の方が面白いのでは?!となり、電子書籍セールしてたので即買った。

    とても面白く、活字で読むのが一番しっくりきた。
    (とはいいつつ、アニメ観て漫画読んでるからまっさらな状態からの評価ではない。)
    好きな媒体で楽しめるようになっているのがいいね。

    アニメ漫画小説と、知っている物語をいろんな媒体で3回観た/読んだけど、それぞれ楽しめたからすごい。

    アニメで観たときは、きゅん足りないよ!と思っていたけど、小説で読むとちょうど良い。自分のスピードで読むから、ちょうど良い量になるのかな。

    これから先まだアニメ化していない(してるけど観ていない)物語になるから、どう感じるか楽しみ。
    小説を読んで、このシーンはアニメで観たい!となるかも。結局全部観ちゃうかも!

    この忙しい年度始めに楽しみがあって、救われています

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著者プロフィール

福岡県出身。小説家、ライトノベル作家。2012年に「小説家になろう」に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化され、デビュー。同作は2種類のコミカライズされ、ねこクラゲ作画の作品は「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門の1位、倉田三ノ路作画の作品は「Google Play Best of 2019」のユーザー投票部門にノミネート。23年にアニメ化された。

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