止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記 (講談社+α文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 自分とは全く異なる人生を歩んできた人の自伝。
    読みやすかった。
    オウムとはなんだったのか、犯罪者の娘として生きてきた(世間に生かされてきたというべきか)半生を赤裸々に独白。
    マスコミの煽情的な報道姿勢には呆れた。
    この本に書かれていることが真実かどうかはわからないけど、素直な言葉で綴られた文章から察するに、彼女の著述家としての道は明るいと思う。

  • 夜尿症や虚言癖って。。。
    当事者視点の陳述は貴重なので、物語としては価値がある
    なんとなく小保方晴子日記のような匂いを感じた

  • オウム真理教の死刑執行を受けて、興味をもち購読。
    言いたいことは以下の2点だろう。
    ・私はオウム(アレフ)からとても被害を受けている
    ・父の支持でやったのではないと思う。

    メモ
    マスコミは本当の私を違う、アーチャリーとしての像をうみだした。
    オウム幹部の中には、目を閉じて内なる父と交信し、「尊師の指示だ」という人もいた。

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著者プロフィール

1983年4月、オウム真理教の教祖・麻原彰晃(松本智津夫)と松本知子の三女として生まれる。
1995年の麻原教祖の逮捕後は、教団唯一の「正大師」としてさまざまな問題に巻き込まれたが、16歳のときに教団から離れた。
現在は執筆のほか、インストラクター、カウンセラーとして活動。文教大学臨床心理学科卒。日本産業カウンセラー協会、日本人間性心理学会所属。

「2018年 『止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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