- Amazon.co.jp ・電子書籍 (166ページ)
感想・レビュー・書評
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コンビニで働く外国人が増えた経緯、日本、そして日本ブームが来ているというネパールやベトナムの現状を体系的に学べる本です。
インバウンドといった観光にも絡めた話が面白かった。
これから伸びてくるであろうアジア圏の人々の状況、想いも垣間見えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本で働く外国人の数が増えてきている現状を紹介した本。
日本は移民を受け入れない方針だが、単純労働力として外国人を使い倒すための市場の仕組みが出来上がっているという話。
外国で仲介業者が「日本で働くともうかるよ」と釣り、日本語学校に人を紹介し、釣られた人は日本語学校で勉強しながら安い賃金でバイトし、それを日本語学校や仲介業者に払うという構図になっている。
今はもう日本より別の国向けの釣りがもうかるとされているよう。
著者はこの現状を憂いつつも、今後日本に人がほとんどいなくなる将来、外国人と共存しながら生きていくのが現実なのではと考えている。
日本でサラリーマンやってると「搾取されて死ぬだけの人生ってどうよ」と思うものだが、日本のほとんどの企業はブラック企業なので、日本以外の国で働くのがもっとも現実的だという理性的な結論しか見えてこない。 -
◆マネーポストWEB(2018年6月25日 11:00)「コンビニ店員20人に1人が外国人、語学留学生にとってはステータス」
https://www.moneypost.jp/291361
◆書評:城繁幸(Joe's Labo) http://jyoshige.com/archives/9187912.html
◆著者コラム「これからどうなる? ニッポンの外国人:世界第4位の外国人労働者受け入れ大国」(nippon.com 2018.07.31)
◆書評:森健(YOMIURI ONLINE 2018.8.13) https://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20180806-OYT8T50071.html -
コンビニに限らず企業は真面目なので、国内の人手が不足ならば外から補って、サービスの水準を保とうとする。僕らが移民に賛成の意見を保とうが反対の意見を保とうが、現実は対応していく。せめて、見て見ぬ振りだけはしないようにしたい。