殺人犯の正体 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 初めて知った戦前の出来事、比較的記憶に新しい平成の事件。酌量の余地のある犯行者、言語道断の犯人。哀れに思う被害者、不憫を感じる加害者家族。法そのものが憲法で裁かれた裁判、殺しが実行されながら殺人と認められない判断。…殺人犯の正体、それは世情。起きるには背景がある。事情は様々。事実も1つではない。関わった1人1人、刻まれた時の一刻一刻。それぞれに事実がある。漫画に描かれた9つのケース。見せられたのは一面に過ぎないかもしれない。少しずつ知ることで進化する。こんなことがあったのかと、受け止めながら画面を閉じる。

  • 知っている事件がほとんどだったけど絵柄が怖い。
    女性の顔が似てて少し分かりにくいところもあった。

  • ★★★
    今月6冊目。
    漫画。
    北九州連続殺人、埼玉愛犬家はじめ、知らない事件も漫画化。
    劇画タッチ

  •  33円で購入( ´ ▽ ` )ノ
     ムナクソな実録犯罪もの(>_<)

    ○一家支配解体殺人事件——悪魔としか言いようのない、松永という男......(´ε`;)ウーン…。ストーリーを端折り過ぎな感もあるけれど、これを長編で細かなところまで徹底リアルに描きこまれたら、読む方の気持ちも到底最後までは持たないかも(>_<)。余りに凄惨で救いのないエピソード......(´ε`;)ウーン…(にしても、「おきゃんでかわいい次女」とは......まるで時代劇みたいな表現......)
    ○愛犬家連続殺人事件——『ボディを透明にする』関根という殺し屋......(´ε`;)ウーン…。人を殺すことに一切の抵抗がない......(´ε`;)ウーン…
    ○池田小児童殺傷事件——宅間守......(´ε`;)ウーン…。事件を起こすはるか昔からもうメッチャクチャな人格だったんだ(>_<)
    ○ロボトミー殺人事件——もともと本人にも問題はあったけれど、この事件に関しては(被害者遺族である)医者自身にも大問題が......(´ε`;)ウーン…。日本だけで約12万人にロボトミー?(゚д゚)! まだそのままで生きてる人も大勢いるんだろうな......(´ε`;)ウーン…
    ○尊属殺人(が廃止されるきっかけとなった事件)——殺された親父がこれまたいくら何でも酷いやつ......(´ε`;)ウーン…
    ○レッサーパンダ通り魔事件——心の病で家庭環境にも恵まれなかった犯人(>_<)。とはいえ、全く無関係の被害者の立場となると......(´ε`;)ウーン…
    ○宗教殺人事件——マンガではよくある設定・筋立てながら、これが現実となると......(´ε`;)ウーン…。犯人たる3人はその後どうしたんだろう?......(´ε`;)ウーン…
    ○ホームレス襲撃事件——少年犯罪。後味極めて悪し(>_<)
    ○鬼熊事件——大正時代の話。なんだかもう......(´ε`;)ウーン…。コメディ仕立てな展開と落語みたいなオチながら、やらかした犯行は筆舌に尽くし難く、悪辣非道(>_<)
     等々。

     どのエピソードも人間の醜さを徹底して暴いた狂気と凶気と驚奇のドラマで、読んでるとどんどん心が暗黒に包まれていく......(´ε`;)ウーン…
     今年前半の大谷翔平の活躍を称して「マンガでもありえない」と言われたものだけど、本作で描かれるエピソードも逆の意味でまるきり同じ。こんな脈絡もろくな動機もない殺人鬼や事件なんかリアリティも説得力も共感性も完全ゼロで、編集者にボツくらうのは必至のはず——なのに、実際に起こっちゃってるというのだから現実は余りにもアンビリ......(´ε`;)ウーン…

     なんかもう、こういう奴ら(犯人たち)と同じ生物であるということ自体が嫌になっちゃうな(>_<)
     人間というものに何の希望も持てなくなってくる、悪夢の一冊(>_<)
    2023/09/05
    #4455

  • Kindleでタダだったので読んでみたらこれ実際の事件みたいで戦慄。中にはなんとなく覚えてる事件もあったけど内容は知らなかった。漫画で読んだだけで知った気になるのは違うかもしれないけど、ここまで凄惨だったなんて…。フィクションよりある意味怖い。

  • 「一家支配解体殺人事件」「愛犬家連続殺人事件」「池田小児童殺傷事件」「ロボトミー殺人事件」「尊属殺人事件」「レッサーパンダ通り魔事件」「宗教殺人事件」「ホームレス殺人事件」「鬼熊事件」について。紙幅の関係か、どれも足早で描き切れておらず、まあ仕方ないかなという感じ。しかし知らない事件もあり、自分なりに後で調べてみようと思った。

  • 一家支配解体殺人事件
    愛犬家連続殺人事件
    池田小児童殺傷事件
    ロボトミー殺人事件
    尊属殺人事件
    レッサーパンダ通り魔事件
    宗教殺人事件(1981年10月28日白川郷)
    ホームレス襲撃事件(2002年1月25日東村山市)
    鬼熊事件

  • Kindle Unlimitedにて無料。
    コレじゃないけどこの手のマンガは結構読んでる。
    コンビニでよく売ってるじゃない?
    一時期超読んでた。
    出てくる事件はだいたい同じなんだよなあ。
    面白いといっちゃなんだが結構好きなんだよね。
    こういうの。

  • 最後の熊ほ話は少し救いのあるものだった

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著者プロフィール

漫画原作者、作家。1963年、長崎県生まれ。長崎県立佐世保商業高等学校、中央大学文学部卒業。スタジオ・シップ勤務後に漫画原作者として活躍。代表作に『築地魚河岸三代目』(小学館)、『東京地検特捜部長・鬼島平八郎』(日本文芸社のち小池書院)、『火災調査官 紅蓮次郎』(日本文芸社)。現在は東京工芸大学芸術学部マンガ学科の非常勤講師なども務める。

「2018年 『運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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