ジュラシック・ワールド/炎の王国 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

監督 : J・A・バヨナ 
出演 : クリス・プラット  ブライス・ダラス・ハワード  レイフ・スポール  ジャスティス・スミス  ダニエラ・ピネダ  ジェームズ・クロムウェル  トビー・ジョーンズ  テッド・レヴィン  ジェフ・ゴールドブラム  B・D・ウォン 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
3.05
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本棚登録 : 241
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102719784

感想・レビュー・書評

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  • 小さめ恐竜大活躍の回。
    なんといってもブルーが可愛すぎるし、パキケファロサウルスが競売をめちゃくちゃにするのは笑ってしまった。
    逆に巨大首長竜のブラキオサウルスが溶岩に飲まれる姿はショックだったな…。 

    恐竜たちが世界に放たれ、「ジュラシックワールド」というタイトルの伏線が回収されたのはおおーと思ったけど、これからどうするんだ!?
    映画館で続編を観たい。

  • ジュラシックワールドのパーク崩壊から三年後を描いた続編。
    恐竜たちの住む島で火山活動が活発化し、恐竜が存亡の危機を迎える。
    そして恐竜たちを他の島に移住させる、という計画が始まる。
    火山噴火の近づく島から一部の恐竜たちをなんとか脱出させるシーンは迫力が満点。
    当然のごとく転売して金もうけを企む悪い大人がいっぱい出てきて、そこに制御できなくなった恐竜たちが大暴れ、と言う流れは同じ。
    より知能を上げ、兵器としての有用性を高めるよう”開発”された恐竜インドラプトルは、人を騙すことを覚え、愚かな人間たちを蹴散らしていく。

    引き続き主演は元海兵のオーウェン。
    前回はポンコツ感の目立ったクレア、今作では恐竜の保護を訴える環境団体の代表となり、眠るTレックスにまたがり輸血針をぶっさすなどよりタフに大活躍。
    前作にも出てきたヴェロキラプタルのブルーは獰猛ながら愛らしく、今作も活躍。
    そして鍵を握るキャラクターは、かつてインジェン社を資金援助していたロックウッド氏の”孫娘”の少女メイジー。
    自らの出生にまつわる秘密を明かされたメイジーが、人類の運命をも大きく左右する行動になるラストシーン。
    うーん。まあ子供だとそうなるよね、と思ってしまった。

    メッセージとしては遺伝子技術の濫用だとか無秩序に動物(恐竜)たちを商品として扱う部分に批判を向けているんでしょうけど、まあそこはある意味様式美。
    ストーリーは鉄板ながら、恐竜の迫力だけでなく火山噴火の迫力もあり、結構面白かった。

  • 現代の技術を駆使して恐竜を蘇らせる→金儲けのため一部の人間がやらかす→大勢大パニック→大団円、というのがジュラシックシリーズのプロット。本作もそれに違わず踏襲している。
    人間のエゴによって生まれた恐竜たち。恐竜たちの意思は関係なく蘇り、人間の都合で利用・処分されてしまう。生命を自由に操る人間の醜さを、本作で痛烈に批判している。
    AIやクローン動物が今後一般化すれば、本作の恐竜同様、その"生命"の取り扱いについて議論が起こるだろう。その時に廃棄処分するのか、それとも共存の道を選ぶのか。共存を選んでも人類に悪影響を及ぼす可能性もあるだろう。そう考えると、生命を自由に操ることに良い結果はもたらさない。それは本作のラストでも示している。
    溶岩が迫りくる中、島の端で一頭の大きな草食動物が溶岩にのまれる様はその悲劇を如実に表現していた。

  • 【感想】
     なんだろう……ものすごく楽しみにして、上映開始までにシリーズ一作目からを何回も見直して、新作を待ち焦がれていたのに、見終わったあとの消化不良はなんだろう……あんなに楽しみにしていたのに……それに映画も面白くないわけじゃなかった。ハラハラもしたし笑いもした。テーマ性もあって、シリーズとして捉えるところは捉えている。けれど、どこか釈然としない。
     それでふと、ジュラシックシリーズなんて、パークが終わってからは過去の産物として、一度も思い出しもしなかったというのに、急にここまで楽しみにするようになった理由を思い出したのだ。それは、ワールド一作目の圧倒的な「ワクワク感」なのだ。
     パーク一作目と同じ、もしくはそれ以上の有り得そうな、手が届きそうなSFと言ったらいいのだろうか。それは身近なテーマパークや動物園そのままの施設を、恐竜を商品として置き換えただけのものだが、私たちにとって豪華な列車でも圧倒的な自然でもハイテクな施設でもなく、本物の「恐竜」に夢を抱いているからこそ、成り立っていたのだ。そしてそれは映画の中のテーマパークにいる人々と何ら代わりない夢を持っていることになる。初めて恐竜を見るシーン、初めてパークやワールドに足を踏み入れるシーンは、だからこそ胸が沸き立ち、憧れと興奮の対象であった恐竜が、徐々に人間にとって都合のいい生物ではないと教訓を得ながらも、同じ生物として生きる逞しさに感動する登場人物に、共感するのである。
     しかし、だ。今作はそれが無いのだ。ジュラシックワールドをDVDも待たずに映画を見に来る人は、大体が恐竜が好きだ。恐竜に対する憧れを抱きながら見に来るのである。それなのに、島に降り立った後も、戻った後も、あるのは恐竜が苦しむシーンばかり……「ワクワク感」は、どこにも描かれていないのだ。序盤に初めてブラキオサウルスを目にするシーンだけが、それっぽく描かれてはいるが、形ばかりで終わる。
     それどころか、パークにもワールドにもあった「恐竜が人間に勝利する爽快感」「人間が恐竜から逃げ切ることが出来る達成感」それすらも味わえずに終わってしまう。
     人間界へ逃走した恐竜たちは、きっと人間の手によって駆除される可能性の方が高い。人間の生活圏へ侵入した時点で、害獣になってしまうからだ。島から生き延び、檻から解放されても尚、恐竜は人間の手によって消費される運命にある。それを思うと、爽快感も開放感も、消え失せてしまうのだ。
     せめて三作目を待ちたいとは思うけれど、肉食恐竜の闊歩する世界なんてやはり生きていたくはないし、だからといって開放的に生きている肉食恐竜がわざわざ映画になってまで殺されるのも見たくはないというのが心情だ。
     このもやもやした気持を抱えながら、島で死んだ恐竜の断末魔を思い出して、三作目を待つばかりである。

  • 前作は、久々の懐かしさも手伝って結構楽しめたのですが、本作は意外にもつまらなかった!

    なんでつまらなかったのかというと、恐竜から逃げ回るというスリルが圧倒的に弱いと思うのです。恐竜を捕まえて商売しようという輩があらわれるという設定は悪くないですが、そのおかげで舞台がほとんど室内になっちゃって、空間的な広がりがない上に、恐竜の数も種類も絶対足りない。あと、これは1作目からの定番なんですが、「窮地に追い込まれたら、恐竜が共食いをはじめてくれる」ってやつ、あれもこれだけ繰り返されると興趣を削ぎます。

    そして「恐竜は放し飼いになり、人類との共生が始まりました」というエンディングにポカーン。

  • まぁ詰まらない続編で新しさがかけらも無くて、これまでの作品、特にTレックスを一匹米国本土サンディエゴに連れ帰っちゃった「ロストワールド(ジュラシックパーク2)」に酷似した展開でしたね。もうアイディアが出ないんだったら作らなきゃ良いのにある程度の集客が見込める計算が立つんでしょうねぇ〜出来るだけ良い作品を見たい映画ファンとしては残念な作品でした。

  • 「我々は先人の過ちを教訓にして恐竜と共存するんだ」的なタチの悪いエゴで更なる余計な災厄を生み出すというお約束展開をずーーっと続けてる、もはや様式美。

  • CGはやはりさすがの仕上がりで、恐竜のグラフィックがやっぱりすごい。小さいときに見たジュラシックパークのワクワク感を思い出す。
    ただ、問題はストーリーである。前作のストーリーは私的には唖然とする程酷いものだったが、今作はその点においてはだいぶマシにはなっていたと思う。ただそれでも私としては及第点とは言えない。スリル感を重視した結果のトレードオフだと思うが、ご都合主義的な展開の連続であるし、相変わらず主役の男性は宇宙人並みのタフガイである。そもそもを言えば、これは厳密には前作が悪いのだが、前回あれほどの大惨事を招いたワールドの責任者の女性が未だに恐竜に関わるビジネスをやっているのも驚きだし、己の欲望一つでDNAをいじって凶暴な恐竜を作り出したバカ博士がまだ相も変わらずDNAをいじり続けていたという衝撃。裁かれてないのかよ…。この男は確かまだ食われていなかったから、次回作でもDNAをいじっているのだろう。強烈な倫理観の欠如は今回も健在で、私はこの点が致命的に気に入らない。人間の欲望によって蘇らされた恐竜が、人間の欲望により痛めつけられ、競売にかけられ、最後は人間のために密室でガス死させるのもやむなしか、というところまでいく。この恐ろしい程の人間中心主義に吐き気がするし、恐竜があまりにも可哀想すぎないか、という展開の連続である。人間の欲望のままに科学技術を濫用し、一線を超えようとしている人類社会に対して、警鐘を鳴らすというメッセージ性も感じないでもないが、結局はエンターテイメント性重視な作品なので、道徳的な部分は体裁を整えるだけのようにも感じる。

  • 残念ながら個人的には「ジュラシック」シリーズで一番のがっかり作品です。

    まぁ前半はいいでしょう、導入部ですしワールド内を駆け回る恐竜達はなかなか迫力があります。

    でもあの後半はいけません。
    暗い屋内でのシーンがほとんどで基本でてくるのは小型恐竜ばかり。
    あれじゃクリーチャーが出てくるホラー(SF?)映画となんら変わりがありません。
    広大な大地で度肝を抜くような巨大な恐竜が出てこその「ジュラシック」シリーズじゃないですかー

    また、主人公がアメコミのヒーローみたいな箇所が多く、異常な程足が速く、高所から海へダイブしてもその直後に海の中を泳ぎまわり、戦闘もジョン・ウィック並みに強い...あれ?これはコメディ映画?

    そしてあの少女の正体もあの幕の降ろし方も完全に投げっぱなし!
    続編を意識してのことでしょうが、いやいやあんな個人の感情で世界を危険に晒すわけですか?
    登場人物の関係も浅すぎますし、キャラクタも弱い。唯一の見せどころのCGも前半の一部だけ。褒めるところはほぼなし。

    続編はとりあえず見ますが...残念な予感しかしません...

  • 面白かった上、前回よりも映像技術が上がっていたように感じた。
    ただ、「恐竜好き」に薦められるかは微妙なライン。なぜなら、全編に渡って恐竜が痛めつけられるシーンがあるからだ。

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