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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (257ページ)
感想・レビュー・書評
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この雰囲気好き。
狂気と平静が、絶妙な感じで、微妙な感じで、バランスを保っている。
時に、そのバランスが崩れて狂気の方に振れる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
kindle unlimitedで無料だったので読んでみた。不思議だけどありそう。だれしも狂気的な部分とかあるよなと思ったり。
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同じ作家で
「パンティストッキングのような空の下」
という作品があり、あまりの題名の
素晴らしさに呆然としてしまったことがある。
すごい作家なんだと記憶している。
見捨てられたような「クズ」に
焦点を当てている時点で
「芸術」なんだと思う。
氏家の家が平屋で貧素な感じなのがいい。
「俺はよ、いつか人を殺すと思うよ。」
「親や社会やらが悪いんじゃねえよ。
何千、何万かに一人、
俺みたいなのが生まれんだよ。」
「人を殺さねえと自分の存在を保てねえ…
そんな…神様の失敗作がよ。」
「あんたが…
壊れそうに見えたから。」
突然麻衣が後ろから氏家に
抱きつくシーンは秀逸だ
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