銀河の死なない子供たちへ(下) (電撃コミックスNEXT) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか、の未来を表す左側がなくなっているのが象徴的。

  • 何が正解で、
    何が不正解かは、わからない。

    みんながみんな。
    それぞれが悩んで出した回答が、
    きっと、正解なんだろう。って思った。

    悲しみを知ったもの。知らないもの。
    大人になること、死へ向かってしまうこと。
    それでもドキドキすること。
    守りたいもの、守り切れなかったもの。

    もし、自分がその立場だったら、
    どうするんだろうな。

    でも最後には、πがいう
    「ありがとう」でしめたいとおもった。

  • なんだよー、このマンガ反則だよ!
    涙が止まらないじゃないか。
    #2023年の読了本
    #読書

  • ずっと泣きながら読んだ。家族愛ってすごいな。 

  • 捉えどころのないこの感情を表す言葉がいまいち見つからない。この感じは阿部共実先生の「空が灰色だから」が好きな人辺りは共感できるかもしれない。

  • 1巻の方でミラが影時計で時という概念の中で生きているの見て二人にとって時計で知り得る時間は微々たるものでそれを内包して失われた、遠ざかってしまったであろう2人の感覚や選択に思いを馳せ、人の儚さ故の愛おしいと思える無残な美に思いを寄せる。戻るという決断と飛び出る決断、手放す決断。三者三様の決断は生を全うしていて遺している。

  • 心に刺さるマンガ。不死の子供、πとマッキ。そこに現れた人間の子供ミラ。「限りある命を大切に」なんていうテーマはいろいろ言われているし、不死の無間地獄もよく聞く話ですが、この3人の子供と神とも呼べる存在である母親の4人のあり様がそれぞれ深く考えさせられる。途中途中訳も分からず涙が。奇しくも会社の人が癌だと聞かされたタイミング。生きること、死ぬことを考えさせられた日だった。
    何が幸せなのか、じぶんで決めることであり、それを考える必要があるのだ。
    しかし、買った翌日にセール50%OFF・・・・がっくり・・・

  • 読み終わってしまった。
    かなり壮大な話なのにスゴイ短い。
    もう必要最小限しか描いてない感じ。
    この短さでこの話のデカさ。
    この絵の下手さでこの話のデカさ。
    いや、このヘタさだからこそこの話はよいのかもしれない。
    余計な情報が入らない方が心にグッとくるな。
    生きるものはいつか死ぬ。
    死なないものは生きていないもの。
    ミラは短い人生だが生きた。
    πやマッキやお母さんは生きていない。
    ただ存在するのみ。
    そしてπは生きることを決断。
    どちらが正しいのか?
    どちらにもなったπだけが正解を知るのかもしれない。

  • 人間の子どもを育てることで兄妹の生活に変化が生じた。彼らはこのあとどうなっていくのだろうか?

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著者プロフィール

代表作『バーナード嬢曰く。』『鬱ごはん』『銀河の死なない子供たちへ』『オンノジ』『ヨルとネル』など多数。2014年に第18回手塚治虫文化賞・短編賞を受賞。2016年10月には『バーナード嬢曰く。』がアニメ化される。

「2019年 『ハナコ@ラバトリー 新装版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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