- Amazon.co.jp ・電子書籍 (184ページ)
感想・レビュー・書評
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どんなにへたっぴでも夢を見て可能性を信じて諦めない光一、夢破れた父の影という現実がちらついて踏み出せないエレン
朝の横浜で、エレンはもしかすると父は自殺ではなかったのかもしれないと光一を見て思えるようになる。そうして徐々に父の影から離れられるようになり、光一のアツさがエレンに火を灯す。横浜のバスキアは再びその手に筆を握る。
やっぱり流川の話が好きすぎる。なんで好きかは難しいけど、限りなく自分にありそうな話だから、というのが一番大きいかもしれない。特にOB訪問をしている時の流川が目を輝かせて「どうしたらコピーライターになれますか」とか言ってるのは本当にえぐい。営業に配属されてからコピーライターを目指し続けようとするのも、結局時間取れなくて夢を諦める形になっていくのも、いい人に巡り合って仕事に自分なりの達成感を覚えるようになるのも、人からの声を気にしてそれでもやっぱり負い目を感じるようになるのも、ここまでありそうな話を書かれるとどうしても頭に残らざるを得ない。
自分はみっちゃんが理想というか、ここ2年でかなりみっちゃん的成分を手に入れられたと思う。
やっぱり左ききのエレンはニューヨークでのエレンの話とか暗黒光一とかが入ってくる前のこの辺の話が一番いいんじゃないかと思う。この後この原作編がどうなっていくのか分からないが。 -
1-10で1シリーズ。働き方についてや自分の能力と仕事との関係など考えさせられるメッセージがあったりして好き。
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絵は荒削りだけど、キャラクターが真っ直ぐで良い