- Amazon.co.jp ・電子書籍 (333ページ)
感想・レビュー・書評
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才能がない人がどう生きていくが描かれていて面白い。
考えさせる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リーマンの話なんてありきたり過ぎていまさらレベル
天才の話も特に感心するようなことなくて結局終わってしまった -
リメイクを先に読み切って、それが割と最近だったこともあって初めて読んだ良きほどの熱量を持って読む感じではなかった。割とサラーっと読んでしまった。
でもやっと自分の中でどういう物語か言葉にできるような気がするし、自分は初見だけだとうまく言葉にするのが全然上手じゃなくて何回か摂取する必要があるんだろうな。
昔の光一はきっと多くの人がかつて持っていたかもしれないもので、最後の結末がダイレクトに刺さるのはそんな昔の熱が挫折なり現実なりで燃え尽きてしまったような人なんだろう。そんな人に作品は「描けよ!」とメッセージを投げ掛ける。自分は昔の光一の感じが少しなくなったかもしれないけれど、まだ絶望するフェーズにも至れてないからきっと刺さりきらないのだ。
いつかこれぶっ刺さる時がくることが幸せかどうかは分からないけど一度の人生味わい尽くしたい -
1-10で1シリーズ。働き方についてや自分の能力と仕事との関係など考えさせられるメッセージがあったりして好き。
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天才クリエーター「左ききのエレン」と美大卒で広告代理店に就職した「光一」を軸とした物語です。
原作者かっぴーさんは元広告代理店のアートディレクターであり、「光一」の描写がリアルで、サラリーマン社会あるあるも散りばめられいるので、つい感情移入してしまいます。
私はこの10巻61話「描けよ」が好きです。
天才エレンが光一に投げかける言葉には、泣きました。
「まだ少し、ほんの少しでも何かできる事があんなら、やれよ。全部出し尽くして諦めろ。
信じるっていうのは、いつか夢が叶う事をじゃない、いつか脚光を浴びる事をじゃない
いつか思い出して誇れる事を信じろ。たとえお前が何かになれなくても、何でも無いお前を誇れよ。」