数学する身体(新潮文庫) [Kindle]

著者 :
  • 新潮社
3.91
  • (8)
  • (15)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 182
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 数学をやり直したくなる(たぶんやらない…)
    きれいな文章。他の著作も読んでみたい。

  • 数学のような純粋理論こそ、身体とは遠く離れたところで議論を繰り広げるものである。そんな壮大な誤解を解いてくれた衝撃の書。別に数学でなくても構わない、自分自身の「より良く生きる」ための道を見つけるキッカケを見つける。
    算数から数学に変わる中学1年生のタイミングにでも、すべての若き学び人に読ませたい一冊。同時に、今の自分の仕事が、ほんとうに道となり得ているか、自問自答せざるを得ない一冊でもある。
    岡潔の情緒の話が基盤にあることもあり、得られる読後感は『旅する木』のような、生きる歓びに満ち満ちている。
    単純に、気持ちの良い本だ。

  • 一年ほど前に森田さんのトークイベントを拝聴する機会がありました。
    森田さんの思考のながれが心地よく感じられました。
    この本には数学とかの枠におさまらず、理屈じゃなくからだを流れる血のような言葉が込められています。

全13件中 11 - 13件を表示

著者プロフィール

森田 真生(もりた・まさお):1985年生まれ。独立研究者。京都を拠点に研究・執筆の傍ら、ライブ活動を行っている。著書に『数学する身体』で小林秀雄賞受賞、『計算する生命』で第10回 河合隼雄学芸賞 受賞、ほかに『偶然の散歩』『僕たちはどう生きるのか』『数学の贈り物』『アリになった数学者』『数学する人生』などがある。

「2024年 『センス・オブ・ワンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森田真生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×