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感想・レビュー・書評
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函館にある喫茶ドナドナには色々なルールに縛られてはいるが時を渡れるという都市伝説がある。
第一話 「ばかやろう」が言えなかった娘の話が好きだった。
歪んで見えても母娘の愛は尊かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コーヒーが冷めないうちにシリーズin函館
全ての話で人が亡くなってしまう所に無常を感じた。
時田ユカリさんに心に残った言葉。
「私は思う。人の死自体が、人の不幸の原因となってはいけない。なぜなら、死なない人はいないからだ。死が人の不幸の原因になるならば、人は不幸になるために生まれてきたことになる。そんなことは決してない。人は必ず幸せになるために生まれてきたのだから...。」 -
1巻で「なぜ北海道?」と疑問だったことが明らかになる。いつもの時田家の面々にホッとした。そしてユカリさんが凄すぎて、カッコ良い
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「コーヒーが冷めないうちに」の続編。これも旅先、今度はヒコーキの待ち時間に購入。ある意味、夢物語だと分かっていても、自分ならどうするだろう、自分だったらどう思うだろう、と思わず考えさせられてしまうことで、なんだかリフレッシュできるような気がする。
謎解きのように、1冊目ではハッキリと説明されなかったことが少しずつ明らかになり、綿密な設定や伏線になるほど、と感心してみたり。
全力で人生について考えてしまうような重たい文学作品と向き合うには、体力も心力も必要だけど、もっと肩のチカラを抜いて楽しむことができる、ちょうど良い長さの短編集。
ココロが、軽くなる。 -
シリーズ物で、北海道編。
一番好きだったかも。4冊の中で。
カズさんの子供が可愛くて好きだったなぁ。 -
誰もが訪れる人の死と向き合うコト。
「人の死が不幸の原因になってはいけない」
その通りだけど、
これからどう生きていけばいいか、
今のままで良いのか、
いい考えは思いつかないけれど
自分、そして家族との時間は有限ではない。
わたしの中で何か変わったのは確か。 -
今回もジーンとくるお話ばかりです。泣けました。生きることの大切さを感じます。
人は必ず幸せになるために生まれてきているのだから・・・ -
今回も泣きました!
特に、第4話!涙なしには読めない!
場所を函館にある「喫茶ドナドナ」に移して、四つの物語が展開。
過去に戻るためのたくさんの面倒くさいルール…未来を変えることができないのに、なぜ過去に戻るのか?物語を読み進め、登場人物たちと共に考えるうちに、その答えが自然と導き出されてきます。
幸か不幸か、私には過去に戻って伝えるべきことはないけれど、色々と考えさせられました…とりあえず、後悔のないように今を生きよう! -
シリーズ3作目は、『コーヒーが冷めないうちに』の最後の話である計が時間移動した未来の話の続きから。一番読んでみたい内容だった。相変わらず泣ける話が4話からなっているが、シリーズも3作品目にもなると話の展開が少しは読めるようになってきてしまった。とはいうものの、作者は読者が泣ける心のポイントを確実に突いてくるので、わかっていても泣けてしまう。結末の展開から、まだ続編が出される予感がする。