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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (169ページ)
感想・レビュー・書評
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日本橋箱崎の船宿,若狭屋の若女将,お涼の身の回りで起こるいわゆるお江戸人情噺の様な感じだが,あまりあからさまではないながら裏であやかしが糸を引いていたりいなかったりというような話。お涼は父親譲りで少し「見える」らしい。お涼の赤ん坊の頃に起きた事件も語られる。それが「見える」ことにも関係しているのかも。
箱崎は私の職場があって,馴染み深い土地だが,江戸時代とはだいぶ地形が変わっているようだ。この作品に出てくる中洲はもはや中洲ではない(地名としては残っているようだが)し,箱崎川は今はないちょうど首都高の高架の下がそうらしい。確かに箱崎川第二公園とかあるものなぁ。などとかつての姿を現在に重ね合わせて想像してみるのも楽しい。
続編もあるようなので,いずれ機会があれば読んでみたい(文庫化されてないので高いし)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近は、時代小説にも慣れてきました。
題名ほど、あやかし!ではないかな。
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