- Amazon.co.jp ・電子書籍 (142ページ)
感想・レビュー・書評
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日本にこんなにのんびりとした、隣人同士の結びつきが強い地域があるのを知らなかった
近隣の会社に勤める人がフラッと入れる昼食屋さんのアイデアは面白いなとなった
近隣の人との会話をするハードルが低くなる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一番学んだのは、
「面白い」がうまくいく原動力となるということ。
「面白い」と思うことをうまく他人に伝えられるかでストーリーが変わると思った。
筆者は資本主義は面白いと話していて、私は一度もそんな風に考えたことないよーと率直に思ったが、筆者の説明を読んだら面白いと思えた。 -
「何をするか」よりも「誰とするか」はよく言うけど、さらに「どこでするか」を大事にしている点、そして面白さを追求しているところがカヤックの魅力の根源だなぁと感じた。儲かるかどうかという経済資本だけでなく、豊かに生きられるかどうか、その評価基準としての人とのつながり、自然や文化資産などの資源、ここをうまくつなげていけているのはいち企業が発信源になっているところも大きいのかな。自治体が地域おこしをやろうっていっても、経済、社会、地域それぞれの資本がうまく組み合わさらないとなかなかうまくいかないのかもしれない。
具体的な取り組みの話とこれからの地域社会のあり方に関する話、バランスが良くてとても読みやすく面白かった。 -
豊かさの定義や働く意義など真剣に考えたことがなかったので、非常に新しい発想で面白かった。何をするか、誰とするか、何処でするか、特に後ろの二つは見落としがちだけど、これから仕事をする上で常に考えていく必要がある。働き方や生き方がどんどんアップデートされていくなかで、一つの指針となるような良書。