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感想・レビュー・書評
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”自殺はやめなさい。生きようとする「意志」が強すぎる人ほどなぜか自殺する。強く生きたいのにもかかわらずだ。”
ショーペンハウアーは言う。
自殺を未然に防ぐ手段として「意志の存在を知る事」そして
その「意志」から解脱せよと。
意志に支配されながらも、我欲を切り捨てる事によって、我々は「生」のシステムから解放され、「生」に関する心労から除かれる。意志そのものは、人間の個体が消滅しても当たり前のように、永遠に存在し続ける。
スピリチュアルではなく、哲学の側面からの考察である。
最後の一節は、意志を「魂」に置き換えても相通じる気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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