10年で激変する!「公務員の未来」予想図 [Kindle]

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  • これまでの公務員の概念のままでは公務員は生き残れない。
    少子高齢化が進み、福祉にお金がかかるが税収は増えない中、公務員の終身雇用制度は間違いなく崩壊を迎える。
    また、AI技術等を利用した行政サービスの自動化もどんどん進んでいく。

    そのような未来がすぐそこに迫っている我々は、これからどのように仕事をしていけばよいのだろうか。

    地方公務員は、よりその地域に根ざした活動が重要になってくる。地域の課題をどうやって解決していくかを住民とともに考え行動できる職員を目指していくべきである。

    その手段の一つとして副業が挙げられる。副業といってもなんでも良いわけでなく、公益性の高いことが条件となる。

    半公半民として活動する半公務員のような人や、短期契約で公務員になるという選択肢もこれから増えてくるかもしれない。

    ただ目の前の仕事をこなせば景気が良くなる時代はとっくに終わっている。丁寧に仕事をこなせば住民のためになるという勝手な幻想は通用しない。
    本当に公務員一人一人がやるべき事を未来志向で考えなければいけないと思える一冊である。

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著者プロフィール

奈良県生駒市長。
1997年環境庁(現環境省)入庁。NPO法人プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)創設メンバーで、元副代表理事。2011年8月、全国公募により生駒市副市長に就任。2015年4月、生駒市長に就任(現在1期目)。「自治体3.0」を提唱し、自らまちに飛び出して実践するとともに、これからの自治体のあり方や公務員の役割について、積極的に情報を発信している。著書に『さっと帰って仕事もできる!残業ゼロの公務員はここが違う!』(学陽書房)など。

「2021年 『地方公務員の新しいキャリアデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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