青野くんに触りたいから死にたい(4) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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感想・レビュー・書評

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  • いやあやはり怖い。
    かなり怖いよ。
    青野君が悪霊になっていくのか、元々悪霊だったものが青野君の形をしているのか(中身も含めて)。
    本当に青野君の幽霊なのかどうかもあやしい気がしてきた。
    そして主人公の家族もまた非常に気持ち悪い。
    いやホント震えながら読んでる。
    怖い。
    どうなっちゃうのコレ。

  • 青野くんを成仏させようという目標はあれどもなかなか進展しない。

    学童の問題は青野くんの加勢によって解決する。
    しかし、幽霊の青野くんは、学童たちには人の形では認識されていなかった。
    四ツ首について引き続き美桜、藤本とともに調べていた優里。家の前で藤本と青野くんの話をしていて、泣き出してしまう。藤本は優里を抱きしめて慰める。それを翠が見ていた。
    翠は優里の部屋からコンドームを見つけたと母親に報告する。反論した優里は、成り行きで、青野くんを好きだと告白する。すると、母親の口から、青野くんの母親の死が語られる。青野くんは優里の中に入る。
    優里の体内に入った青野くんは藤本と美桜と話をする。青野くんが優里に入れなくするためには、優里が処女喪失する必要があるという結論に至る。
    意識が戻った優里はその提案を受け入れる。
    藤本の体内に青野くんが入り、ふたりはセックスをはじめる。しかし、途中で優里の腹部に傷ができて出血し、セックスは中断する。

  • 不穏で切ない。霊体/肉体が遮る壁がこうも感情を揺さぶって、締め付けて来るのかというストーリー構成で安直な恋愛漫画よりも恋愛漫画であるのが噛み締められて読んでよかったと読み終えて零れる。

  • ライン漫画のプロモーションで読んでからずっと気になるなぁ〜いつか買いたいなぁ〜で止まってた漫画。そうだったなと思い出して2巻読んだけど、なにこれ えっ やば……しか出てこない。すさまじい作品。やばい。最初はちょっとしたコマのコメディ色がポンポン入りつつ、進むごとになんとも仄暗い底へ進むようなお話。水っていうかとろみのあるでも泥でもないスライムみたいなものに沈んでいくような感じ。優里ちゃんはまっすぐで強くて……その姿勢が美しくて……でもそれもまた引き金になってるんだろうね……まじで……これはまじでどうなるんだ……。

  • はじめはラブコメだと思っていたけど、神話や昔話の構造をなぞってしっかり作りこまれた幽霊の世界観に加えて、幽霊以上に生きてる人間の闇も怖くて、ホラー成分が強いまる一方。恋愛ホラーとでも呼ぶべきか。
    青野くんは幽霊だからハッピーエンドとはいかないだろうけど、二人の関係も愛情も強くなる一方だから、一体どこに落ち着くのか続きが楽しみです。

  • ますます闇が深くなってきている。続きが気になる

  • ?!?!?!

  • 子供らの反応からしてそうなのかなとは薄々感じてたけど…やっぱ人の形としては見えてなかったんだね…
    でも、実際はどうなのかわからんけど、希美ちゃんの画が可愛すぎてあんまり怖くないよ…?
    それよりも…姉ちゃんのが怖いよ!!!(母さんもだけど)
    あと、ずっと気になるよね、×印が。なんなんだろう…本当に。

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著者プロフィール

2014年『ボインちゃん』で「アフタヌーン四季賞2014 秋のコンテスト」四季賞受賞。
読み切り『セーラー服を燃やして』『崖際のワルツ』を発表(「good!アフタヌーン」2016年1号、2号に掲載)。
2016年12月より「アフタヌーン」で『青野くんに触りたいから死にたい』を連載開始。

「2023年 『青野くんに触りたいから死にたい(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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