天才 藤井聡太 (文春文庫) [Kindle]

  • 文藝春秋
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (283ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 藤井聡太二冠が、将棋を始めて杉本昌隆八段に弟子入りし、奨励会に入ってプロ入りして、29連勝の偉業を達成するまでの一連の流れが記されている。特に29連勝の対戦相手をそれぞれ一人づつインタビューした記事は読み応えあり。

    ラストには棋界を代表する羽生善治九段と渡辺明名人の藤井聡太評もあり、いかに藤井聡太という棋士の強さが異例かということがよく分かる。

    羽生さんが、今までは中学生棋士としてデビューし活躍して名を馳せた人でも、デビューしたばかりの頃は序盤が粗く、結構負けていたと話していたけれど、じゃあその強さの理由はなんなのかがとても気になる。

    藤井さんの出現は棋界の中で今後はまた何年もないような事なのか、それともこれから続々とこういう若者が現れてくるのかという事も言っていて、今後の棋界により注目したくなる一冊だった。

  • 【猛スピードで進化する一六歳の素顔。単行本に大幅加筆!】デビューから破竹の二九連勝、羽生善治はじめトップ棋士を破り棋戦初優勝、異例の三段階昇段……。天才はいかにして誕生したのか。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

編集者・ライター。高知県出身。大学でコミュニケーション学を専攻。『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?』『言の葉連想辞典』など数々の編集・執筆を担当。言葉やビジュアルを通して、人生を考えるきっかけになる本を探求する。

「2018年 『悪魔の辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村徹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×