やったー!ブクログ始めて今日で1000日(^_^)
(1000日=約2年8ヶ月…まだそんなものか^^;)
ブクログは日常の楽しみに無くてはならないものになりました。本棚を眺めるだけでも楽しい。またブクログの情報やブク友さん達のお陰で読書の幅が広がりました。皆さん、ありがとうございます。
1000日記念のレビュー本は、私が一生手放さない本にしようと思います。
漫画「ガラスの仮面」です。
小学6年生の時に出会い、もうウン十年も読み続けています。
この本で友情を育んだり、物語が好きになったり舞台に興味を持ったりと、思い出と共に今の私があると言っても良いくらい大好きな大切な本です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美内すずえによる演劇の少女漫画。
天才少女・北島マヤ✕演劇界のサラブレッドで努力の人・姫川亜弓。
往年の大女優・月影千草が上演権を握る幻の名作"紅天女"主演を巡って争う話。
1976年に連載が始まり、未完。
今現在49巻。もう約10年経っても続巻が出ない。それでもじっと静かに待ち続ける辛抱強いファンの私たち…。
美内先生曰く、"結末は決めています"だそうだ。だったら早く描いてほしいという願いと、いや描いてしまったら終わりが来る、結末を知りたくない、読者の想像にお任せする…でもいいのかもしれないとも思い始めている…ここまで来ると。私も年を重ねてしまったよ…。
ここでは演劇にまつわる人間模様、また厳しい稽古の様子、オーディション、たくさんの舞台が出てくる。
大劇場、小劇場、幼稚園や学校の舞台、稽古場、地下劇場、屋外ステージ、学校の体育倉庫、テレビドラマ、映画、オーディション、一人芝居、パントマイム、代役…
場所や芝居の形も色々。役者なら演じなければならない。どんな場所でも。一人だけでも。道具がなくても。台本がなくても。悲しいことがあっても。高熱を出しても。観客がたった一人でも。
ガラスのようにもろくて壊れやすい仮面を被って演技をする、それが役者。どうかすればすぐに壊れて素顔がのぞく。人形の役を演る時は、まばたきもしてはいけないのだ^^;
劇中劇も多く、物語の原作もあれば、美内先生の創作もたくさんある。
この漫画で物語を知って興味を持ち原作を読む、ということもあった。
ここに出てくる有名な物語に、"若草物語"、"たけくらべ"、"嵐が丘"、"奇跡の人"、"真夏の夜の夢"などがある。
また美内先生創作の物語、"ふたりの王女"や"女海賊ビアンカ"などは、本当は一つの漫画作品として出すつもりが、劇中劇として載せることにしたとか。
小6から読み始めてウン十年…。
演劇クラブ所属の同級生が、「面白いから読んでみて!一緒に演劇やろうよ!」と貸してくれたことがきっかけ。
一緒に楽しんできた友人たちの顔ぶれも成長と共に変わってきたものだ。
学校の友達、近所の友達、同僚、ママ友。
大人になって職場や子どもの学校で同年代のマニアックなファンと出会えたのには感激した。彼女たちもそれぞれ、同じようにこの漫画と共に成長してきたんだなぁ。「ガラスの仮面」を通じて親しくなれる不思議な縁も感じる。
職場では同僚と一緒に、周りの人をここに出てくる劇団タイプ別に分ける楽しみ方をしている。こっそりと。
「◯◯さんは真面目で一生懸命で健気だから劇団つきかげの人っぽいよね」(新人さんは大体ここに入る)
「キレイな人だから、劇団オンディーヌだね。お金持ちっぽく見えるし」
「ちょっと変わっていて目立つ人だから、劇団一角獣に入れてしまおう!」…とかw
悪口でないのが良いところ。妄想好きには楽しい振り分け作業なのだ。
ちなみに私は劇団つきかげ。劇団オンディーヌへ移籍したいのだけど、華やかさがないから絶対に無理なのだそうだ(-_-;)
読書好きのブク友さんたちを劇団タイプ別に例えるなら…
皆さん文面から真面目な方々なので、基本劇団つきかげ、もしくは一ツ星学園演劇部多し。(^_^)
読まれる本から、劇団オンディーヌっぽい方もいらっしゃる(^_^)
いつ続巻が出るか分からないけれど、ファンはいつまでもいつまでも待ち続けます(T_T)/~~~
1000日の区切りとかって嬉しいものです...
1000日の区切りとかって嬉しいものですよね!
みなさんがいいね♡をくださる度、嬉しく励みにな...
みなさんがいいね♡をくださる度、嬉しく励みになるのですが、「ありがとう」というより、「ごめんね」と思っちゃう^^;