母の友 2019年1月号 特集「新春インタビュー 仕事と人生」

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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (83ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910075110190

感想・レビュー・書評

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  • いのしし親子の表紙がかわいい!
    調べてみると「100%ORANGE」というご夫婦のイラストレーターさんの作品だそうです。
    母の友の表紙はどれもかわいく、表紙を見せて飾っておきたくなります。

    今回の特集は「仕事と人生」というテーマでした。
    ちょうど今、私は仕事をおやすみしているので、ママさん雑誌の時短家事ややりくり特集をみると胸がきゅーっとしてきます。
    働いていない自分と比べてしまい、なんだか落ちこんでしまうのです。

    でも母の友の特集は、仕事と家事の両立方法を具体的にレクチャーする、というものではありませんでした。
    仕事と「自分の人生」を掛け合わせて考えていく特集でした。

    特に作家の角野栄子さんのインタビューがとても良かったです。
    「自分の弱さを知っておくことって大事だと思うんです。自分が苦手なこと、できないことを知っている、だからこそ、じゃあ自分にできることをやろう、と考えることもできる」(16ページ)
    「“いい気持ち”ではなくても、“どうも違う”と感じるようなことはできるかぎりやらないようにする」(22ページ)
    「でもね、私は、クライシス、つまり、危機というのは“これから何か新しいものが始まる”ととらえたいと思います。」(22ページ)

    私がうつになったのも、多分、“どうも違う”という自分の声を“いや、まだがんばれば大丈夫”とごまかしてきたからかもしれません。
    私にとっては、うつは今までで最大のクライシス(危機)でしたが、角野さんのようにこるもまた新しい何かが始まる前の危機、ととらえていけばいいのだな、と思えました。

  • 2019.2月。
    仕事。考え時なので、これを選んで読みました。自分の仕事に関して、若い時にしておけばよかったなあって思うことはたくさんあるけれど、角野さんやきもとさんの話を読んで、いくつからでも覚悟があれば新しいチャレンジはできるなと背中をちょっと押されました。今の私はキキなのだ。関根美有さんの連載がいつもながらささる。ぜひまとまったら単行本に!子ども食堂も興味深かった。

  • カラスケちゃん(うえのよう作のまんが)が子どもあるあるで笑ってしまった。
    冬の自然探検もよい。
    角野栄子さんのインタビューも。名前のところがぐっときた。

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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