芙蓉の干城 (集英社文芸単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 最高に楽しめた!!

    ページを繰るほどに、わからなくなる犯人!
    その中に、しっかりと描かれる
    見事な歌舞伎、日本の芸能について。
    人としてのものを見る姿勢の大切さ。
    日本という国を、人を、世界を眺め
    考えることの重要さ。

    謎を解きながら、解けない中で
    ええ? まさか!?
    と、解き明かされる展開の中で
    心にずしりと残っていくものの
    大きさ。
    さすが、松井今朝子さん!!
    と、唸った。

    いい読書時間だった。

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著者プロフィール

1953年京都生まれ。小説家。早稲田大学大学院修士課程修了。松竹株式会社で歌舞伎の企画・制作に携わる。97年『東洲しゃらくさし』でデビュー。『仲蔵狂乱』で時代小説大賞、『吉原手引草』で直木賞受賞。

「2018年 『作家と楽しむ古典 好色一代男 曾根崎心中 菅原伝授手習鑑 仮名手本忠臣蔵 春色梅児誉美』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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