FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [Kindle]
- 日経BP (2019年1月11日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (487ページ)
感想・レビュー・書評
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メディアに流されない意識が大事だと改めて認識。とくにテレビ。そもそも欧米、アジア中心のニュース。(それにしてもとくに日本は芸能がいかに多いことか。)情報を鵜呑みにせず複数の媒体や、複数の見方から物事を見ることをしなければいけない。それにしても世界は様々な面で悪くなっていると思っていたのでそれを覆すデータや内容は刺激的だった。
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いかに中高時代で培われた過去のイメージの中で生きてしまっているか。世界はゆっくりと、でも確実に変わっているのに、イメージがアップデートできていないことに気づく。それをデータで提示されると、ぐうとなる。
10の思い込みを読み進めるうちに、データ感覚がアップデートされていく。
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例えば、2050年の人口や、二酸化炭素濃度がどうといった予測データは、変数が限られているためあまり覆ることはなく、今日の株価、家庭や職場で起きることは毎日覆っていく。
「だいたい世界はこっちに進むよね」のデータをアップデートした上で、今、何のために何をどう判断するのか。
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「オフィスが狭いです」みたいな感覚値に対して、在籍人数を出してみたら、人が増えていないということもあったりして、データという片輪が外れていたことに気づく今日この頃。 -
自己啓発/ビジネス系の必読書とよく挙げられているので読んでみたが、実際ためになった。人口増加はある一定のピークで止まること、現在貧困率は著しく低いこと、ワクチン接種率や医療レベルは途上国でもかなり高いこと…特に人口増加に関しては、生活レベルが上がることにより子供への教育などで手をかけるようになるため数を産まなくなる→増加率が落ちて行く、というのは目から鱗。
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私自身、〇〇は〇〇だ。と考えてしまうこともありました。
この本を読んで固定観念、偏見、歴史をもとに考えるのではなく、データや事実に基づいて考えることで現実はそれほどネガティブではないと多少思うことができました。
ファクトを見て自分が知っているよりもポジティブなことも多くあると気づけるようになりそうです。 -
サンプルしか読んでいない。ぜひ購入したい一冊。
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世の中何が本当かデータを元に判断しようというもの。
世界の貧困、学業など意外ととくなってるみたい。だがこの本もやや偏っているように思える -
まずイントロダクションの13の質問からほとんど不正解で、あまりに世界のことを知らないことに衝撃を受けました。
自分の思い込みがいかに世界を歪めて見ているか、
世の中の情報を正しく見ることができていなかったかを痛感しました。
正しく事実を判断すること。
冷静に問題解決に向けて行動すること。
まさに今必要なスキルで、この本を読んで学ぶことができて本当に良かったと思います。 -
思い込みやバイアスによって世界を悲観視していることに気づいた。ファクトを捉える、ということを少し理解できた気がする。少子化をずっと悲観視していたが、子供の数が減るということは「幼児期に亡くなる子供の数が減っている」というファクトと関連していると知り、モノの見方が変わった。10の本能を振り返りつつ、ファクトフルネスに捉えられているか訓練していきたい。
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読んでませんけど、人間の10個の認知バイアスを紹介する本なんでしょ?それなら普通に認知バイアス事典みたいな心理学の本読んだほうが良くない?ハンス・ロスリング先生が書いてるからちょっと高尚な感じになってるだけでしょ?時間の無駄。
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今更ながら、読んだ。
お前はあっちがわの人間だ、、分断はよくないと分断する、、/ネガティブニューズは、これぞ世界の最大の問題だ!/グラフは直線で動くはず!!/恐怖は倍増・連鎖する/思ったより過大にみてしまう/ふむ、私の分析によると、このパターンになるのだ!!/これは彼らの宿命なのだ、逃れがたい、、、/ふむ、これはこういうこと、単純な話なのだよ!!/犯人を探せば、、解決だい!!/焦ったら、焦るのでなんでもいいからやれよ!、、身に覚えがありまくり、知ったかぶりしている自分を振り返り、穴があたら入りたい衝動に溺れまく。
データと、冷静な目でうまくいっていること、良くなっていることをちゃんと認識しよう!良くなっていることと、悪い出来事は同時に起こり得る。ならば両方みて、人生をよろこび、世界をさらに良くしていくのが、楽しい人生なのだ!
読んでよかった!