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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)
感想・レビュー・書評
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林修先生が受験について書いた本(基本的にインタビュー)。
最初から15ページくらいまでが一番読み応えがあった。時間がない人はそこだけ読んでもいいと思う。と言うか、どんなに忙しくても読む価値はある。
以下、印象的だったところを書き抜いておく。
この社会において、全員が学校の勉強をできるようになる必要はありません。しかし、誰もが豊かな「考える力」を持つべきです。なぜなら、社会に出てからも、ときには答えのないような「問題」まで解いて、物事を「解決」し、「創造」していかねばならないからです。その際に、「考える力」は不可欠です。
「受験ができることは特権的なことである。」これはすべての受験生に心しておいてほしいと思います。大学にいきたかったけれども家庭の事情でいけなかった人がたくさんいる中で、受験ができること自体は特権的なことであるんです。
そもそも勉強できるということは贅沢なことなんです。しなければ生きていけない、たとえば食事だったり睡眠だったりとは全然次元が違うことで、全ての人に本当に必要かどうかは疑わしい。なのにそれをやらせてもらえるということは、非常に恵まれていることなんです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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