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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (163ページ)
感想・レビュー・書評
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民放テレビ局で警視庁キャップやニュースデスクなどを務めてきた著者(NHK出身)が、自らの取材経験をふまえ、警察の「風俗をめぐる犯罪」取り締まりの現場についてまとめた本。
風俗といっても、性風俗に限らない。パチンコなどのギャンブルや飲食業までを含む、「風営法」が対象とする広義の風俗を扱っているのだ。
全体に記述が無味乾燥で、まるで『警察白書』を読んでいるような印象の本だった。
「BuzzFeed Japan」の(他の人が書いた)記事が2ページ半にわたって引用されていたり、判決文や風営法の条文を2ページ以上にわたってダラダラ引用したりと、引用が必要以上に長い。その部分はコピペしただけなのだから、手抜きとしか思えない。
引用部分を差し引いたら、分量が3分の2程度になってしまうだろう。
ノンフィクションとしてきちんと書けば、もっと面白くなったはずの題材なのに、残念な本だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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